県庁所在地 | 田窪一世 独白ノート

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ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。

 

県と県庁所在地の名前が違う県は全部で十七あります。北海道(札幌市)岩手県(盛岡市)宮城県(仙台市)群馬県(前橋市)栃木県(宇都宮市)茨城県(水戸市)神奈川県(横浜市)山梨県(甲府市)愛知県(名古屋市)石川県(金沢市)三重県(津市)滋賀県(大津市)兵庫県(神戸市)島根県(松江市)香川県(高松市)愛媛県(松山市)沖縄県(那覇市)以上十七県です。

 

実は違う名前になったのには理由があります。明治維新で政府側に協力した藩は県名と県庁所在地の名前が同じで、幕府側についた県は県名と県庁所在地の名前が違うのです。ただその場合、長州藩と薩摩藩は長州県と薩摩県にはなっていません。しかし実は本来長州藩は山口藩、薩摩藩は鹿児島藩が正式名称だったのです。

 

一方、幕府側だった名古屋藩などは「名古屋」を県名として残して貰えず愛知県となりました。他にも盛岡藩は岩手県、仙台藩は宮城県となりました。つまり明治政府の嫌がらせではなかったのかという説があるのです。