チルチルとミチルの兄弟が、
過去や未来の国に、
幸福の象徴である青い鳥を探しに行きますが、
けっきょく見つからずに帰って来ます。
すると、自分たちの家の鳥かごの中にいた鳥が、
幸せの青い鳥だったという、
幸せは身近にあるんだよということを教えてくれる、
メーテル・リンクが書いたフランスの童話劇です。
でも、僕はこう思います。
兄弟は二人で旅をして、
色々な経験をしたり、困難に遭遇したからこそ、
家の鳥かごの鳥が、
幸福の鳥だと気がついたんじゃないかと。
兄弟の成長が、
物の見方を変えたのではないかと思うのです。
▶︎近景