ミニを駆ってカミサンと京都、
神戸まで旅行したことがあります。
片道約8時間、
乗り心地も固く操作も重い、
ミニでの遠距離は骨が折れましたが、
京都や神戸の街角に、
愛車ミニの姿を見るだけで悦に入ってました。
神戸の夜にジャズを聞いて、
明くる日の朝はいよいよ東京へ戻る事に。
朝早く駐車場に行ってみると、なんと入り口に無断駐車が。
おいおい、これでは車を出せないじゃないか。
辺りを見回してみると正規ではない別の小さな出口が。
ミニの大きさなら充分通り抜けられそうです。
エンジンを始動して発車。
出口から外に出ようとしたその瞬間、
車がガクンと止まってしまいました。
異変に気づいて外に出てみると、
なんと、歩道と車道の段差に車が引っかかっていました。
まあでも、無理矢理発車すれば乗り越えられそう。
そう判断した僕はアクセルを思いっきり踏み込みました。
脱出成功!車は快調に車道に滑り出して行きました。
と、後ろの方で何やらガランガランと異音が。
再び異変を感じで車から降りた僕は愕然としました。
なんと車のマフラーが歩道に落っこちていたのです。
真っ青になって僕はJAFに電話しました。
すぐに来てくれたJAFの車両に牽引されて、
ミニは神戸のディーラーに。
取りあえず応急処置をしてくれることになったのですが、
それでも夕方まではかかるそうで、
用事があったカミサンは新幹線で東京へ。
一人残された僕は、
神戸の街を夕方までブラブラすることに。
たまたま見つけた王子動物園というところに行って、
一日中、ぼんやりゾウさんやキリンさんを眺めていました。
そうして、夕方遅くに神戸を出発。
いつマフラーが落っこちてしまうんじゃないかと、
ヒヤヒヤしながら、
たった一人で東名高速を帰って来たのでした。
トホホ。