全然 | 田窪一世 独白ノート

田窪一世 独白ノート

ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。


まるで。少しも。「―食欲が無い」「その話は―知らない」


国語辞典で「全然」という言葉を、

以上のように解説しています。

ところがこの「全然」という言葉、

言葉が生み出された当初は、

肯定的に使われていた言葉だったのです。


しかし明治時代の学生たちが面白がって、

否定的な意味で使い始め、

それがたちまち全国に流行したという経緯があります。


そして最近の若者たちが、

この言葉を肯定的な意味で使い始めています。

まさに言葉は生きているんですね。



▶︎下北沢