脳の発達段階ではマンツーマンの密度の高い教育、
つまり母子関係が密な子供ほど、
頭が良いということがわかってきました。
以前は放任主義が子育てには良いとされてきました。
これは1946年にアメリカで出版され、
戦後の日本人の育児に多大な影響を与えた、
「スポック博士の育児書」が元になっています。
この本の中には寝るとき、
子供が少しぐずっても放っておくほうが良い、
などと言った記述が多くありますが、
実は1974年、スポック博士自身が、
放任主義が間違いであることを、
認める論文を発表しているのです。
つまり親が手をかければかけるほど、
子供の脳は発達するということがわかって来ました。
ただしあくまでも子供が夢中になれることを、
後押ししてやることが肝要で、
親が夢中になることを押しつけては意味がないそうです。