悔しいと思うことは、
脳の力を引き出す重要な鍵なのだそうです。
悔しいと感じると、
脳の前頭窩皮質という場所が活動して、
決断力が高まり計画性が出てきます。
悔しいと思うことでやらなければという気持ちになり、
目的達成がしやすくなるのです。
人は20歳前後に感情を司る脳領域が完成します。
この時期に大きな失敗をして悔しいという思いをすると、
脳が変わり前向きになるのです。
そして身近な人が賞賛や報酬を得ると、
自分が得たときのイメージが出来るようになり、
さらに悔しさが強まり頑張ろうという気持ちが高まるのです。
競争は脳に良いのです。
子供が運動会で負けたときなど、
なぐさめたりアドバイスしたりすると、
かえって子供のやる気をそぐことになりかねません。
そういう時は一緒に悔しがってやるほうが、
子供のやる気をうながすのです。