何かを成し遂げたいと思うときに、
成功だけでなく、
失敗したときのことをイメージしておくことが、
実は重要なのだそうです。
マイナスな思考を打ち消そうとして、
無理にプラス思考にしようとすると、
脳はマイナス思考をどんどん大きくしてしまいます。
うまくいくことを考えているつもりでも、
その裏で「失敗するのでは」と、
ついつい考えてしまうのだそうです。
しかも脳は想定していないことが起こると、
すぐにそのことに対応しようとして混乱してしまうのです。
だから予想外のことが起こると、
失敗する可能性が高まってしまうのです。
大切なのは色々なパターンを想定して、
脳に準備させておくことなのです。
脳も想定内のことなら対応出来るので、
失敗する確率が低くなります。
気が弱い人ほど色々なことをやって失敗しておく、
その失敗のモデルケースを、
いくつか用意しておくことが重要なのだそうです。
結果、それがプラス思考に繋がるのです。
たとえば受験などでも、
志望校を直前に変えたりすると脳が混乱してしまいます。
そうすると失敗する可能性が高まってしまうのだそうです。
志望校のランクを落とすのは安全策ではなく混乱策なのです。
そしてもし受験に失敗したとしても、
脳的には良い方向に進んで行きます。
脳にとってしたことの後悔は良く、
しなかったことの後悔は悪いのだそうです。