独断 | 田窪一世 独白ノート

田窪一世 独白ノート

ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。


会社などで何かを決める場合、

集団で話し合って決断するやりかたには、

実は大きな落とし穴があるのだそうです。


集団の人数が多くなるほど、

個人の発揮出来る能力が下がり、

決断の質が下がってしまうのです。

集団で考えると「社会的手抜き」

という現象が生まれてしまいます。


重要な決定をするのは自分ではないと他人任せにし、

しかも失敗しても他人のせいに出来ると考えてしまうのです。

ある実験によると、

集団で考えるより一人で考えるほうが、

アイデアの質も量も上という結果になったのだそうです。


それを裏付けるように、

ノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士もこう語っています。

「真実はいつも少数派」

ただし、私利私欲のための独断は、

やがて独裁となり最悪の結果を招いてしまいます。



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