イソップ童話に「アリとキリギリス」というお話があります。
夏の間、アリたちは冬の食料を蓄えるために働き続け、
キリギリスはバイオリンを弾き、歌を歌って過ごす。
やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、
最後にアリたちに食べ物を分けてもらおうとするが、
アリは「夏には歌っていたんだから、冬には踊ったらどうだ?」
と食べ物を分けることを拒否し、
キリギリスは餓死するというお話。
実はこれには二つの解釈があり、
一つは、キリギリスのように将来への備えを怠ると、
困ることになるので、
アリのように行動し準備をしておけというもの。
二つ目は、アリのように自分の安定しか考えない者というのは、
餓死寸前の困窮者にさえ冷酷だというもの。
人間を二種類に分けると、
究極アリかキリギリスのどちらかに分類される。
実に真理を突いた物語。
ちなみに僕は間違い無くキリギリスです。