最近VAIOがソニーから独立しました。
新しいホームページを開くと、
「技術者たちよモンスターをつくれ」
というキャッチコピーが現れます。
でもけっきょく中身はWindowsなんでしょ?
それにしても日本のメーカーは、
何故独自のOSを作らないんでしょうか。
パソコンを使っているとどうにも使いずらい、
居心地が悪いと感じることが時々あります。
それはやはり日本人のための機械ではないからだと思うのです。
キーボードについても同じで、
何故日本語を打つのにローマ字入力なんでしょうか。
かつて明治維新の頃に、
外国から入ってきた学術用語を、
翻訳してくれた先人たちがいました。
「自由」「経済」「演説」など、
それまで日本語には無かった言葉を作ってくれたのは、
あの福沢諭吉です。
彼らのおかげで僕たちは西洋で誕生した学問を、
日本語で学ぶことが出来ます。
フィリピンなど科学や経済学は英語のままで学びます。
確かに、だから日本人は英語が苦手という副産物はあります。
しかし、日本の文化が、
外国に誇れるものであることも事実です。
「独創的」とはそういうことを言うのだと思います。
VAIOに期待します。