ニューヨークで活躍する
壁画アーティスト
De La Vega
彼をジワジワと有名にしたものは
サイドウォーク(歩道)に描く落書き。
しかし、ただの落書きではない!
ユニークな絵に添えられた
彼独自の名言の数々。
なかでも有名なのが
Become Your Dream!
数ある彼の壁画の一つ。グーグルより拝借
私が彼のアートを知ったのは
息子のクラゲ が小学生の時。
うちから学校に歩いて連れて行く道中の
歩道にいつも彼の落書きが!
いつもといっても、チョークで描くので
2、3日経てばもう薄れて見えなくなるのだが
完全に消えた頃、また新たに描かれる。
これもグーグル様より。普通はもっと沢山絵が描かれる
当時彼は、そのマンハッタンのアッパーイーストサイドの歩道に
少なくとも、週2回は通ってくれていたようだ。
愉快な絵柄とメッセージを見るのが
私とクラゲの毎朝の楽しみだった。
一体いつ来て描いてるんだろうと🤔
2人で想像してワクワクしていた。
それが見られなくなって来た頃
デ・ラ・ベーガがイーストビレッジで
自分の作品を販売する画廊を開いた。
喜び勇んでクラゲと2人で行ってみると
ナント彼本人だけがそこにいた!
両親がプエルトリコ人のニューヨーク・シティ生まれ。(
この画像もグーグルよりお借りしたので、場所は不明
私「デ、デ、デラベーガさんですか?」
デラベーガ「Yeah!」ニッコリ!☺️
私たちが大ファンだと伝え、
(ここに載せられないのは、
Tーシャツも販売してたので、自分のために一枚買って愛用している。
その画廊も、数年で閉めてしまい
彼のアートはもう身近なものではなくなっていった…
グーグルさま 彼の作品は主にイーストハーレムで多数見れる。
話は変わって、我が家には、
いつからか、脚がグラグラして危なくなって、
高校生になったクラゲには不必要と
数年前のある日、捨てることにした。
😔
思い入れがあるだろうクラゲに内緒で
彼が朝登校するや否や、心を鬼にして
夫のイカオに
アパートのビルのゴミ捨て場に
出して来てもらった。
ゴミはビルのハンディマンによって仕分けされ
午後には外のゴミ置場に出される。
その日、私は休みでずっとうちにいて
夕方晩ご飯の支度をしていると
「ただいま〜」とイカオが帰って来て
ヨイショッと、例の黄色い机を持って入って来た。
私は呆れながら
「アンタ…なんばしよっと?
いったん捨てたモン、また拾って来て
どないすんねん!」😩
と頭の中で、よそさまの方言で思いつつ
(英語で)言うと (私のクセなのだ)
イカオがフクザツな顔をして
「だってさあ…コレ!」
と、机の上部を私の目の前に突き出す。
‼️ 😳
私「デ、デ、デラベーガの落書き…‼️」😱
と、腰を抜かした。
つまりこういうことだ。
朝イカオが机を地下に捨て、
たまたま通りかかって捨ててある机を見たデラベーガが
落書きして行った‼️
帰って来てそれを見つけたイカオが
ギョッ‼️
として慌てて拾って来たってわけ!
いや〜!信じられん… (@_@)
そんなことって…
あるのー⁉️
タイトルは「イタズラ」にしてしまったが、
しかし一番驚いたのは何といっても
そのあと帰って来たクラゲ だ。
だって、捨てられたことすら知らないで
朝は無地だった普通の机が
帰って来たら、デラベーガのアートに
変わっていたっていう魔法…
「…… ⁉️」😱 😱
あいた口が塞がらず
アゴが外れそうでしたわ。
事の成り行きを説明すると大笑いし
「でも何でサイドウォークのアートみたいに、
と素朴な疑問のクラゲ。
私「サインがあったら、無断で売り買いされちゃうじゃん。
歩道は誰も取れないからサインするんだよ」
クラゲ「あ、そうか。でもとにかく
これはボクたちので、売らないよね?」
心配そうに聞く。
私「もちろん!これは家宝だよ!」
以来ずっとその家宝は大事に大〜事に
その辺の壁に立てかけられてある。
最近イカオが言うことにゃあ
「ねえ、アレずっと前から邪魔なんだけど、また脚つけて使わない?」
私「ダメだよ!机として使ったら
デラベガのアートが消えるじゃん!」
イカオ「それならアートとして壁にかけるとかさあ…」😓
私「ダメ!あんな重いもの壁に掛けて、
落ちて来てアタマに当たったらどーするの?(((( ;°Д°))))
今のまま「その辺の壁立てかけ」が
一番いい展示方法なのよ!😤
ちゃんと私目線に置いてあるんだから❣️」
まったく…
情緒ある日本式アートの楽しみ方が理解できないイカオ…(ハア〜 ヤレヤレ…)
どこが日本式じゃー!
コノ!コノ!コノ!イテェ〜!