1月26日(火)東京文化会館 小ホール19時開演の
「ジョン・健・ヌッツォ テノールリサイタル」を聴きに行きました。
<タイムテーブル>
ピアノ演奏 : 村松亜紀
<アンコール>
君はわが憩い (シューベルト)
妙なる調和 「トスカ」
ジョン・健・ヌッツォさんのリサイタルでのひそかな楽しみは
ピアノ演奏の村松亜紀さんを見る事 (´∀`) ♡
去年のクリスマスリサイタルでは、演奏が村松さんではなかったので
どうしたのかと、気になっておりましたが、今回は村松さんでしたので、
ピアノの真横になる席をとっておいて正解でした。
この日のドレスは、一部が深いエメラルドグリーンで、
二部はあでやかなローズ色のドレス。
二十になったスカートの薄衣が、歩くとゆらゆらと
揺れる様子にうっとり…ミスユニバース世界大会のよう。
真っ黒なピアノと、鍵盤をたたく村松さんの白く美しい指のコントラストが
妙にまぶしく映り、それをながめながらヌッツォさんの
癒しのテノールを聴くという最高のヒーリングタイム。 ≧(´▽`)≦
一部のベートーヴェンには遠くから愛する人を想いながら歌う、
というストーリーがある、との事。歌詞がドイツ語で、
意味は全く分かりませんでしたが、丁寧な解説もあったので、
光景を想像しつつ、歌を楽しむ事が出来ました。
後半のシューベルトでは、スタッフさんによる歌解説。
まろやかで包み込まれるような歌声が心地よかった。
知っている曲が少なかったので、今後はオペラのアリアだけでなく、
一般的によく演奏会で歌われる歌くらいは、曲を聴いて
タイトルが分かるよう、勉強しなくては、と思いました。
この日残念だったのは、一部の1曲目が終わった時と、
二部の歌の途中に、客席から携帯電話の音が鳴り響いた事。
一部では、ヌッツォさん、微笑みながら人差し指を立てて、
村松さんに、2曲目を始めるのは、ちょっと待って、
という合図をしていましたが、2回目となるとさすがに苦笑い。
二部が始まる前に、スタッフの人が注意をしていたにも
かかわらず鈴の音がチリンチリンと騒がしかったのにも驚いた。
そんなマナー違反のお客さんがいた事など忘れるくらい、
アンコールの「トスカ」の♪妙なる調和で最高潮に盛り上がりましたが
一人のマナー違反のお客さんのせいで、せっかくのリサイタルで
皆が不快な気分になった事がとても残念でなりませんでした。