ジャブのようにギャグを言って

 

険しい表情されないか、呆れられないか

 

居心地良さをはかる傾向がある

 

 

もう、業っていってさしつかえないと思う

 

 

他部のお花見仲間達が

 

ランチおごってくれて

 

お礼のチョコレート配るため袋詰めしている

 

 

 

自分らしくって手垢のついた言葉?なんだけど

 

 

おとなでもこどもでも

 

その時どうにもご縁のあった場所とタイミングがあって

 

その場に合わせた顔を誰もがもつ

 

それは卑怯ではなく

 

きらきらした多面体のプリズムだ

 

 

馴染めない苦しいと

 

葛藤はじぶんでさえなければ

 

眺めるなら

 

ただうつくしいと思う

 

 

 

ここに来る前

 

病気したり

 

こどももちいさかった

 

耳のことを言えなくて誤解されたり

 

一言の会話もないランチもあったし

 

食べ物投げつけられるいわゆるパワハラとか

 

身体に神経症状がでた日もあった

 

 

 

みんながあまりに立派で

 

完成された大人の女性にみえて

 

自分のハズレっぷりばかりが際立ち

 

ああ、うんざりすると思い込みやすくって

 

 

気配を消したり

 

ぐいぐいいくおばちゃんになったり

 

まるで興味のない人間関係に首突っ込んだり

 

クールにすましてみせたり

 

ガラの悪いきつい顔でいたりと

 

シーン毎に小出しにする自分の情報は断片的で

 

自我がばらばらになりそうに

 

右往左往

 

 

それでも

 

時々思い出すんだ

 

 

 

綱渡りなのは自分だけじゃない

 

私もまた、傍目からはうまいことやってみえるのだ

 

 

 

まだここにいてと泣いてくれるひとに

 

同量の涙でかえすこともできないし

 

浅慮ながらも

 

自分をわかってもらいたがるのは子どもじみている気がして

 

洗いざらい自分を語ることはできなかった

 

 

ちょっとの愚痴と冗談と

 

でもなるべくすきな自分でいられるように

 

 

 

でもそうしていられたのは

 

自分らしくいることを許してくれた人たちがいたからだ

 

 

なにも期待しない

 

でもできることをしよう

 

そのスタンスで重ねた日々に

 

申し訳ないと内心で詫びながら

 

笑って終わりじゃないと示してくれる友人達がくれるギフト

 

 

雑だから丁寧にやると決めているけど

 

それだから勿論いろいろ穴だらけ

 

そんな自分でいさせてくれてありがとう

 

 

大勢のなかでこんなに笑ってる自分に自分が一番びっくりしてる

 

次へ笑いながら進む原動力を

 

ありがとう

 

 

月並みだけど

 

うまくいかないことにすぐ意識がいってしまうのだけど

 

 

こどもたち

 

ブログの友人達の紡ぐきれいなことば

 

友人達の笑い声

 

そういうもので私のいまはしあわせに構成されています。

 

 

ありがとうとたくさん言おう

 

わたしは幸運です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴライズ

 

 

おとなになると無意識にしてる

 

 

 

今の仕事の任期が近く

 

職歴や年齢的に総合職はどう考えても無理なんだけど

 

思いがけず評価してくれて

 

アクションをおこしてくれた人達がいた

 

他部署に移ることは社内的に前例なく厳しいけれど

 

親しい人がお身内のいる系列会社を紹介してくださった

 

 

きらいじゃないけど苦手

 

そうやってやり過ごしてきたすべてに

 

思いがけず守ってくれる人

 

それに一番驚いているのは自分だ

 

直接に絡まなくても

 

静かにこっそりそこにいても

 

影響は及ぼしあうものだ、どこにいても

 

 

自分の輪郭のなんてわかりにくいことか

 

 

 

レジュメ盛りまくれ!!と最初はギャグ控えとけ!!って

 

笑って教えてもらって

 

がんばって盛っている

 

結構ばか素直な自分

 

ぱつんぱつんのスーツと靴擦れするヒール

 

 

 

履歴にでるのは嫌でも浅慮な自分

 

考え方に癖がある

 

人の好き嫌いはたぶん自覚しているより激しくて

 

そしてそれは相手のせいではなく

 

嫌ってきたひとも根っからの悪人はそういなかっただろう

 

言葉の選び方やすきなこときらいなこと

 

この感受性は自分にあわない

 

たぶんそれだけのことで

 

無視したり意地悪したりなんてしたら自分を嫌いになる

 

だからしてこなかっただけで

 

角度をかえれば

 

それはとても偽善的で高慢なことでもあるのだろう

 

正しく生きたいと願いつつも

 

損得勘定もずるいことも平気でできるのだ

 

それは罪じゃない

 

でもすきじゃない

 

 

 

 

 

バリ文系

 

ひとのお世話が好きで

 

雑用も格好よさげな仕事もすき

 

プレゼンは得意でも営業ど下手

 

マルチタスクや忙しさがすき

 

さぼるのは同じくらいすき

 

波にのれば高いところに手を伸ばす

 

卑屈になればミスしまくる

 

雑だから細やかにやりすぎて失敗することもある

 

見ず知らずの人が居心地悪そうだと声をかける

 

話題のキャッチボールは得意だ

 

でも初対面の瞬間に得意か苦手かは0コンマで判断している

 

じぶんのこと話すの苦手、でも周囲の思惑考えるの苦手だから

 

ノーガード戦法で秘密主義を隠してる

 

 

朝弱い 

 

甘いものと漫画と小説と洋楽と絵がすき

 

耳のこと最初言わない

 

お化けは信じてないっていう

 

 

 

ああ、どう見ても左脳的ではないし

 

感覚頼りの生き方だ

 

浅慮で落ち着きにないことも、世話好きおばさんと化してることも

 

いまひとつ愛しきれなくて

 

時々クールビューティを目指すから

 

ますます手に余る

 

 

 

自分がもうひとりいたら間違いなくめっちゃ苦手だろうと思う

 

ばか正直にレジュメ作るならこんな感じなんだろうな

 

 

 

紹介いただいた部署は私には勿体無いような

 

親しい人のお身内もいる

 

そのひとの場所を軽率に荒らすべきではない

 

親しい人との同居や長期の旅行、ましてや職場は

 

いつも選ばない

 

アテンドも数日間ならいくらでもやさしくできるし頑張れるけれど

 

長期間自分を晒す勇気はないのだ

 

 

住まいや職場を変えるたび

 

自分から誘わず疎遠になってきて

 

それが自分らしいと思ってるふしもある

 

 

それでもとてもうれしかった

 

 

だからすこしは自分をすきでいたい

 

まっすぐにお母さんと私を呼ぶ声に背中も押されて

 

 

 

 

人生半分以上生き延びて

 

自分を嫌いと言い切るティーンエイジャーのまま

 

 

でもほんのすこし

 

自分を評価してくれたひとのために頑張りたいよね

 

 

盛りまくった職歴書の

 

自分とのあまりの乖離に

 

絶望的に煩悶してる真夜中

 

いや、朝か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こどもたち

 

そろそろ難しい年頃

 

 

ラインとかデジタルネイティヴ

 

さかさか使いこなしている

 

 

ひとつめ

 

試合の応援にマラカスみたいにペットボトルに小豆いれて

 

飾りつける指令がきて小豆用意してた前日の夜

 

既に残業中だったんだけど

 

娘からライン

 

あれ、初?なんて喜んだ刹那

 

「娘だよ」

 

「試合に使う小豆」

 

「父さん煮ちゃった」

 

「叱っといたよ」

 

で、煮豆の写真

 

膝から崩れるってこういう時の形容詞なんだな

 

(そもそも豆煮たことないのにどうして・・・とアイネクライネのメロディーで歌ってしまった)

 

家出したいと素で思った。

 

 

ふたつめ

 

息子、部活鬼監督

 

仲間と結束耐え忍ぶ毎日

 

でもごはんたくさん食べて健やかに眠るから

 

時々うなされる次男ほどにはあんまり心配していない

 

ちょいちょい反抗してるらしいけど

 

 

ある日ストレス発散法を真顔で教えてもらった。

 

 

「行きまーす」ってピッチングのときの声を張り上げるルール

 

「ナイスボール」って叫ぶルール

 

 

「ミッキーマウスー!」

 

「ライスボウル-!」って時々叫んでるらしい

 

 

そして未だばれてない、ドヤ顔。

 

 

 

お茶、噴出した。

 

私を笑わせるための秘密開示だって知ってる

 

そんなきみが思わず大好きだ

 

 

 

 

 

 

 

 

お祭りの季節

 

 

目の前は新興住宅地ながら古い土地でもあり

 

住民の国籍多種多様。

 

テレビではもう100カ国いくとかいかないとか

 

 

 

そこそこ面倒くさがりながらも

 

地域の目に育てられるって結構ありがたいことなんで

 

役員的なこともするわけなんだけど

 

 

平日何もできないし飲む席はほんと苦手

 

末端の役員が体力の限界

 

 

そんなわけで週末は頑張っちゃうことにしている

 

使いっ走りが多いに越したことないからね

 

付き合いを繋ぐ見えにくい部分が一番時間泥棒だけど

 

それを丸投げしちゃってるから、せめてね

 

 

 

息子叱り飛ばすヤンキー口調が

 

うっかり丸きこえだったり本当、引きこもりたいんだけど

 

登校するのが辛いとたまにぽつり吐き出す子が

 

お祭りの手伝いで仲間と笑ってる

 

通りすがりのおばちゃんでもさ

 

あのちいさな子がすらりと手足を伸ばし立っている姿

 

どんなに眩しいと感じているのか

 

伝えたいと願うよ、

 

嫌がる年齢頃かもしれないけれど

 

 

そして時々苦しそうなわが子も

 

そっとその強張りをほぐせたらいいと願うんだ

 

 

 

 

とはいえ

 

週明け

 

もう抜け殻ですわ。

 

ほんと、見えない労力を使い果たし我儘が疲弊する

 

ひどいひとなんかちっともいなくっても

 

人のなかにいると。

 

 

きっと明るくて雑多で暖かすぎるのかもしれない

 

 

 

 

 

大人がしあわせそうじゃないといかんのだけどな

 

更年期と反抗期、どちらがいらいらすんだろね

 

 

 

床で寝落ちした娘の腕を動かして息子たちは

 

邪眼目覚めるみたいなポーズにかえて

 

けらけら笑ってる

 

 

きみたちもまたがんばってんだよね

 

アンラッキーや理不尽を経験しないと

 

しあわせへの感度は容易く鈍る

 

 

それでも私の運なんてぜんぶあげたい

 

守りきるちからのないことに怯えているけど

 

自分で暮らせる時まで

 

 

 

まだ弱りたくないんだよなあ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰かに愚痴ってもせんない

 

自分だけのこわいもの、“まんじゅうこわい”みたいなね

 

“自我が壊れること”

 

 

賢かったことはない

 

致命的にキリギリス体質

 

中心にいるように言われることはあっても

 

隅っこが好きなんだ、ずっと前から

 

 

働き始めたとき次から次へと現れるタスク

 

片付けて改善していくことが好きで

 

なんだかんだと場所を見つけてやってきて

 

 

幼い頃の入院の記憶すっぽ抜けて自分の頑丈さを信じて疑わず

 

ある日いきなり入院して手術

 

いのちの覚悟して明るく、なるべく明るくとシタタメタ便箋から

 

どうやっても文字ははみ出していて

 

記憶は一部まるっきりない

 

苦手が一気に増えて

 

自覚なく何かを失った衝撃を覚えている。

 

 

ひとは情緒的な存在は否定できない

 

でも悲しいほど器質に依るものなのだと

 

私がいつかひどいモンスターにならないとは

 

誰も約束してくれないことを

 

 

 

 

 

 

耳はもともと聞こえなくなって久しいけれど

 

その理由も傾向も考えずに生きてきたから

 

とっくの昔にはみだした“普通”

 

“普通”な表情して生きていける程度には僅かな障害

 

そして同時に

 

理解出来ないのと同等に

 

理解してはもらえない個々のちいさな日常の不便

 

 

 

話かけられても気付けない角度

 

聞き取れる雑踏とそうでない賑やかさがあること

 

モニターの全ては見えていないから確認を怠ればミスをする

 

月の満引のように視野にも好不調の波があること

 

雑な性質の影響も否めない

 

分析を怠り

 

 

昔が100%なら今は30%

 

何もなくとも老いれば衰えるのだからと

 

本当は悔しがりごまかしながら今に至る

 

 

 

ハイスペックなひとに憧れても特別扱いはしないし妬むことはない

 

それが私のちいさな誇りの一部として

 

 

そんなことをふと思うのは

 

お国の決めたルールに穴があると

 

異動させたくないと仲のいい人達が動いてくれて

 

伝え聞いたメールの中の私はなんかスバラシキ別人

 

 

それでもそれは厚意から派生したもので

 

自分が我儘なフィクサー的に評されたとしても

 

事実私なりに作り上げたちいさなシステムもあって

 

 

学歴とか職歴とか守ってくれるものが最小な自覚のなかで

 

目立っても筋は通したい

 

そうしてきたのは自分

 

どうにもできなかったともどうにもしてこなかったとも言える中途半端な

 

だから

 

それについて私がどうこう言えるわけもない

 

でも全力で楽しかったよと伝えよう

 

 

 

いつかここに来なくなっても

 

会うことが滅多になくなっても

 

 

縁はきらずにもいられるだろう

 

切れる時は切れるもの

 

そんな余計なことも言い訳もなく

 

 

そしてせめてこどもが巣立つまでは

 

この程度の不具合で許してください

 

そしてモンスターになりきる前にひきとってください

 

 

 

最期まではたらける国であってほしい

 

こどもが誰かしらに愛されて学べる世界であってほしい

 

自己責任なんてわかりきってても

 

どうにもならないひともいるのよ

 

 

 

ちいさな歯車もそれなりにがんばろうとは思いますが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




リビングデッド・ユース

歌手:米津玄師作詞:Kenshi Yonezu作曲:Kenshi Yonezu


さあ 目を閉じたまま歩き疲れた この廃墟をまたどこへ行こう
そう 僕らは未だ大人になれず 彷徨ってまた間違って
こんな悲しみと痛みさえ どうせ手放せないのならば
全部この手で抱きしめては 情動遊ばせて笑えるさ

さあ 呪われたまま笑い疲れた この現世をまたどこへ行こう
もう 息も続かない 喉も震えない 失ってまた躊躇って
「嫌い」を吊るしあげ帰りの会 どうせ負けてしまうのならば
弱いまま逃げてしまえたらいい 消して消えない灯りの先へ

シクシク存在証明 感動や絶望に泣いて歌う
迷走エスオーエスの向こうに 救命はないのを知っていたって
精々生きていこうとしたいんだ 運命も偶然も必要ない
遊ぼうぜ 明けぬ夜でも火を焚いて今
そんなそんな歌を歌う

さあ 笑われたまま願い疲れた この隘路をまたどこへ行こう
どうにも日々は無常 頓智気やれば非道 貶されてまた傷ついて
死球を見逃したアンパイア どうせ公正じゃないのならば
僕はせめて味方でありたい 信じられないならそれでもいい

ドクドク精神胎動 欠乏も飽満も見過ごして
劣等身体もう維持限界 散々呪いを受け取ったって
精々生きていこうとしたいんだ 慢心も謙遜も必要ない
許したいんだ 消せぬ過去から這い出すような
そんなそんな痛みを

痛みで眠れないまま 彷徨い歩く僕らは
死にながら生きるような姿をしていた
思うように愛せない この世界で生きる為
血まみれのまま 泥沼の中
僕らは願い また歩いて行こうとする

シクシク存在証明 感動や絶望に泣いて歌う
迷走エスオーエスの向こうに 救命はないのを知っていたって
精々生きていこうとしたいんだ 運命も偶然も必要ない
遊ぼうぜ 明けぬ夜でも火を焚いて今
そんなそんな歌を歌う