いそがしい~

 

 

うれしくない忙しさ

 

解決できない業務過多にいらついている

 

 

困った

 

ノーガードで粛々とタスクをこなしているけど

 

 

 

周囲の人はそれ以上に余裕がなく

 

絡まれっぱなしのときもある

 

不機嫌と謝罪代わりのご機嫌伺いに振り回される

 

自分の大変さだけが見えていて

 

周囲の感情が見えていない

 

残念ながら繁忙期の空気はそんな感じ

 

 

 

個人的な好みのレベルなら

 

後回しにしてください

 

なんていえないもんね

 

 

我の強いひとは嫌いじゃないけど

 

自分が正しい

 

周囲が間違ってる

 

押し通す空気にみながびくびくしていて

 

 

 

 

 

マイペースな私は

 

標的になりやすいかな

 

こういう目に時々あうのは

 

内心いつも異物として生きてること

 

ひとりで平気な表情していることや

 

他人を苛立たせる不具合を

 

私ががっつり持ってるからじゃないかって

 

ばか素直にも落ち込んだりする

 

 

その弱気に必死で逆らい

 

でも知ったこっちゃねえな

 

こっそり

 

うんざりしながら

 

怒らないように日々をやり過ごしている

 

 

 

家族に話すつもりないんだけど

 

忙しくてよりいっそうなんもしてやれない

 

 

 

先日

 

長男は宿題をやってるかと思いきや

 

職場へ私の仕事を減らしてくれと

 

直訴状?を書いていた

 

 

次男と長女の後押しのもと

 

 

 

もうはずかしいのなんのって

 

その一途な幼さと

 

予想以上にきちんとした、理詰めの文章

 

いろんな意味でこれは粗末にできないと思った

 

 

 

 

 

出すことは決してないけれど

 

尊くてありがたくて

 

かばんの奥にそっとしまってる

 

 

 

わたしがみせたいわたしのすがたは

 

幼いころのわたし

 

目の前の三人の目に

 

心を許せる存在であるか?と

 

 

ちょっと位粉ずるくこずるくていい

 

感情的でだらしなくても

 

愛せるやわらかさを持っているか、だ

 

 

 

道は遠いなあ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
部活は一日炎天下
 
あと蒸し風呂みたいな体育館
 
 
すごいなーと思う
 
産んだ記憶はあっても
 
むしろ不手際をものともせず育った
 
まったく違う彼らの力強さって
 
ただ僅かに同じ時間を過ごすことを許された
 
たからもの
 
 
週末に少しでもなんか食べさせたい
 
おばあちゃんモード
 
冬はやきいも
 
夏はれもんのはちみつ漬けを作ることが多くて
 
届け損ねたレモンどうしようかなと
 
思ってたら次男が手早くケーキを焼いた
 
甘党一族は
 
お金がきりないので
 
卵と砂糖と牛乳とホットケーキミックスか粉さえあればなとかなるでしょと
 
冷蔵庫には入れてあるんだけど
 
 
長男も長女も
 
料理は好きなほうだと思う
 
食いしん坊だからね
 
料理はできなきゃ将来死ぬぞと
 
からかったりしたし
 
 
 
でも次男がいちばんだと
 
彼の領域を尊重してるのか
 
ほかの兄妹はそこまで作りはしない
 
 
 
はちみつと刻んだレモンをたっぷり
 
柑橘の甘酸っぱい匂いに
 
家族みんなでオーブンを覗く
 
 
ちいさな使いきりの型に
 
流し込んだ生地は誰が食べるか知ってる
 
走りにいくと湯気をたてたケーキを
 
そっとナプキンで包んでいるのは
 
今学校にこないともだちのためだ
 
おかあさんは私と同じようにフルタイム
 
メールをこっそりやり取りしてる
 
 
 
 
次男は不器用な母から見ても
 
感情表現めっちゃ不器用
 
見た目が少し目立つことと
 
運動が得意でものをはっきり言う
 
傷ついていない体で何も言わず強がる
 
 
誰にでも好かれるわけではなく、ボスなわけでもないけれど
 
「影響を与える側」としてそう大人に疎ましく思われることがある
 
 
 
彼を強いと信じた優等生やおっとりしたやさしいお友達も多く
 
正直はらはらしながら見ている
 
 
ともだちに
 
だいじょうぶだよと
 
ここにかわらずいるよ、まってると
 
彼なりのやり方で伝えたいのだろう
 
 
何をしても届かないこともあり
 
そしてそれは彼のせいではないから
 
信じたように進めとしか
 
私にはいえないんだけれど
 
 
そうやって
 
誰も褒めてくれなくても
 
明るいほうに居続けようとする努力を
 
せめて今のうちにいっぱい褒めてやりたいと思う
 
 
 
 

 
月一くらいで王子様が来る。
 
お泊り。
 
 
 
 
私は植物をすぐ枯らすし
 
動物をきちんと面倒みられると思ったことがない
 
だから
 
こどもが昔から大好きだけど
 
かわいい~って頭を撫でてそれっきりの軽さではないかと
 
自分的には何か欠けてると思ってきていて
 
 
だけどきっとものすごく運のいいことに
 
家族はみんなこどもがだいすきで
 
私よりきっと動物のお世話も上手
 
 
だから
 
保育園やこどもかいでお互い様だったり
 
おこさんを預かって食べさせて遊ぶのは
 
家族一丸となってイベント化する
 
 
今のおうちで大型犬も飼えないし
 
赤ちゃんを望むのは色々な意味で無理
 
 
遊びに来てくれるちいさな王子様のご家族に感謝しつつ
 
私はすっかりばあばと化している
 
ていうか、うっかりばあばねとかって話しかけてる
 
 
 
 
何故か長男は15にして[とーさん]と呼ばれてる
 
ふっとい甘い声ではーいとか言ってる
 
長男はおじいちゃんの四十九日に妊娠がわかった子なんだけど
 
笑っちゃうくらいおじいちゃんキャラだから
 
だからむしろ若返った感なのか
 
 
次男は表情も明るくなって
 
なんちゃって反抗期が嘘みたいに笑うようになった
 
王子様の来る日は
 
まっすぐに早く帰ってくる
 
ちいさなシェフは魚捌けるのがごじまんの
 
がっちりシェフになって
 
注文を取りにくる
 
 
長女もすっかり手足が伸びてきたけれど
 
いるかのぬいぐるみいるとるかに加え
 
まんまるい柴犬まくら
 
しばさきさんとしばみさんとしばやまさんと名づけてる。
 
そのくせ王子様が夜泣きをすると
 
寝ぼけたまんまぽんぽん寝かしつけの仕草は
 
すっかりおかんの風格だ
 
 
王子様を送る日は
 
いきなりな夏日
 
部活に行った息子に届け物をしようと
 
ちいさなあんよで王子様は歩く
 
 
ぺったりと真似されながら
 
レアないい笑顔で筋トレするうちの第一第二王子
 
中学生男子総女子化
 
娘とともに物陰から萌えまくって見てました。
 
 
いつか王子様の世界が広がって
 
振り返らず走っていってしまう日がくることを
 
うちの三兄妹も知ってはいるだろうけど
 
 
愛されたことって忘れないもんだよ
 
ぎりぎり私が世間体保てているように
 
はっきりとした記憶を持たなくても
 
 
 
その後はごはんもテキトー
 
家族ごろ寝で死んだように眠る
 
仕事もキツイし体もキツイ
 
ほんでもって改善は難しいときても
 
まだこうやってみんなで笑える
 
 
たのしかった一日です。
 
 
 
 
 
 

私の耳たぶはすごい福耳で

 

米粒が結構のる

 

お金持ちになれるよと言われながら

 

若い頃

 

小さなピアスが見えない形がコンプレックスで

穴をあけちゃった

 

今お金持ちでないのはそのせいだろうかね

 

 

いやいや

 

目に見えない法則性のようなものは愛してるけど

 

ネガティブな要素?を

 

他者のせいにしたり

 

必要以上に自分のせいにしたりするのは

 

よろしくないよねえ

 

 

主観的に生きてるから

 

そこは気をつけないといけない

 

 

 

 

あれが最後だと知っていたら

 

センチメンタリズムにどっぷりはまる

 

そういう後悔はたくさんある

 

 

 

子供たちは幼いころ

 

特に下ふたりは

 

おしゃぶりが大好きで

 

歯並びを気にして

 

おしゃぶりを隠すと夜通し泣いて

 

仕事が連休になるGWと年末に

 

夜通しおぶって歩いてへろへろになった記憶がある

 

それでも3歳の頃には

 

すっかり興味が失われたおしゃぶり

 

なんか捨てがたく

 

それぞれに取っておいてあったりする

 

 

 

 

その後しばらく

 

こどもたちは私の耳たぶを

 

おっぱい代わりに吸いまくった

 

電車の中でも布団のなかでも

 

 

おっぱいがあまり出なくて

 

粉ミルクで仕事をしていた

 

また片耳が聞こえないから

 

聞こえるほうにしっぱしっぱとリズミカルな音

 

 

不細工な耳と

 

片耳であること

 

おっぱいのでないこと

 

 

素直にありがとうと思えた

 

 

 

あれが最後だとわかっていたら

 

どんなに楽しんでありがたがったか

 

口を滑らす私

 

夜中和室でごろごろしながら

 

 

思春期絶対いやがるこれセクハラ

 

でもさ、つい

 

 

そしたら一瞬、

 

こどもが耳にキスしてくれた

 

 

 

おおツンデレ!

 

驚いて動揺して

 

もんどりうってたらキックがとんできた

 

 

 

仕事でいらいらしても

 

大人のつきあいでうんざりしても

 

にやにやできちゃうんだよ

 

 

これがきっと最後の奇跡かな

 

でもごめんね

 

忘れないよ

 

 

 

昔恋人が死んだと知って

 

ぼんやりと職場でコップを洗ってた時

 

誰かが耳にキスしていった感触があって

 

ものすごく驚いたことがある

 

 

上書きするんだ

 

かあちゃんとしての幸せを

 

 

へんな形でよかったー