くるくる娘が走る

 

TDLは割と近所

 

ディズニーが三度の飯より大好きというわけではないけれど

 

初めてのデートでボーイフレンドが貧血おこして

 

大人になってからは自分がぶっ倒れたりして

 

救護室の雰囲、おふとんのふかふか具合とかをよく覚えている

 

 

弟がバイトしてたり

 

電車で話しかけてきたひとがダンサーだった記憶がある程度に

 

 

 

人の多い場所は苦手だけど

 

ひとりで完結するのはやばいと思っていたころ

 

うれしそうな人が見たくて

 

 

長男や次男の時は

 

ふたりを抱えてよく行った

 

パレードのきれいなお姉さんに構われてもじもじ

 

通り過ぎたあと

 

こっそりうれしそうに踊る長男

 

ポップコーン抱えて

 

パレードを追う次男のちいさな背中を覚えている

 

三人になって

 

ひとり抱えられなくなって

 

ちいさなふたりは私の耳たぶを吸い

 

私の上着をつかむ長男に

 

寝ないでねと話し続けた

 

 

 

 

そんな記憶にしみじみしてたけど

 

そういや娘は

 

さっぱり行ってないと気づき

 

 

誘ってみたら母さん、ジェットコースターのるの付き合えるの

 

私だけだね

 

笑いながら

 

寝過ごした私を起こさず待っていてくれた

 

遠い昔

 

仕事でいやなことがあって(忘れた)

 

雨の夜コーヒー飲んでジャズ聴けたら上等と

 

発作的にTDS飛び込んで

 

ジェットコースター乗りまくったとき

 

おなかに知らず知らず彼女がいて

 

 

 

だから私怖くないかもと

 

一緒に並んで360度回転してくれた

 

 

 

 

 

楽しかったといいながら

 

ゆったりした乗り物を後から乗りたがる

 

怖かったなんて絶対言わない

 

 

似ちゃったねえ

 

でも私とはちがうひとだから

 

きっと私が関係性を失敗した相手や

 

難しい物事にも勇敢に

 

立ち向かっていけるだろう

 

そんな風にふざけながら私より速い脚で

 

 

どうか

 

そのやさしい意地っ張りのままじゆうに

 

いつも願う

 

 

 

母ちゃんやってても

 

それだけで自分を維持できなくて

 

さみしさを何度も反芻して味わう

 

贅沢な病

 

さみしさと嬉しく心中するには

 

でもこの巣は空っぽじゃない

 

 

 

 

娘が噴水の間を走り抜けてどや顔

 

ちいさなやせっぽちの身体で

 

 

夜中おうちの布団に飛び込んで

 

あっという間に寝言言ってる

 

 

家族全員で出かけることはめっきり減って

 

もう間もなく彼らは彼らの仲間と

 

ここへ来るんだろう

 

息子はさっぱり興味持ってないけど

 

彼女のために無理してミッキーの帽子とかすっぽり被るんだろう

 

 

 

いつか私がながい夢を見る時

 

きっとこんなことを思い出す

 

遠い日のみっともなくって一生懸命だった惚れたはれたな記憶よりも

 

生憎歳をとった

 

 

いきなりぽっくりいっても

 

すげえしあわせだったから

 

ふざけておどかしたりするかもしれんけど

 

不幸だったとは思わないでおくれよね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忙しいけどひっそり生きているかんじ。

 

 

気がついたら10年経ってたなんてありそうでこわいなー

 

 

 

環境的にそう悪くはないけれど

 

業務量がとにかく多くて

 

ちいさなミスも命取り

 

みたいな感じで周囲に余裕がないように感じてる

 

見えないちいさなマウントの取り合いみたいな

 

 

そう感じるということは同程度の卑しさが

 

自分にもしっかり備わってるってことで

 

 

やり過ごしてるうちに

 

そういったわずらわしさから開放されていけたらいいな

 

あまり冗談言わずに笑っているから

 

そういう歪さ&更年期の入り口が

 

食欲をうせさせているのでは

 

と思っている

 

 

不幸のテンプレは数多くあれど

 

しあわせって主観でしかないから

 

そしてそれがどういう形か

 

自分にあった姿を知っていれば

 

まあ、今日も生きていけるだろう

 

まる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





娘が暗殺教室読み返してる

夢中で。





にやにや眺めながら

あ、LEON懐かしいな、観たいなと思う。


私は映画を好きだけれど

昔職場で映画ブログやってる人ほどには

当然知識もなく

DVDたくさん借りられるこの時代に感謝しつつ

近場にちいさな映画館があれば絶対通うのにな、とか思う


神保町にもあるけど

なかなか行く機会もなく

友人が主演したホラー映画を

びびりながら観に行ったのが最後かもしれない


表現しなければ生きられない

そんな風に感じるひとが周囲に数人いる

振り回されるほどの圧倒的な才能は

意外とすぐ近くにあったりして


例えば彼女の描いた日本画に圧倒され

悪役の絶対的なおどろおどろしさにまいって


まぶしさに目をやられて

凡人な自分にきがついて

絵や演劇、歌から

手をひいた

もちろん好きなまま




女の子に学歴なんていらないと

豪語する義理の親戚が

世間の多くを占める頃

環境が許さないところをブレイクスルーなんて

するほどの度胸も情熱もなかったことを

編集者にすらならなかった

残念な私は知っている


まあそれでも生きてはいけるんだ

有事のなかったおかげで



暗殺教室はいい具合に変で

ばりばり少年漫画

でも結構いいこと言ってるんだ


どうにもできない理不尽にぶち当たることが

この先必ずある

(第一の刃で戦えない時のために)

第二の刃を持って

とか

そこをやりすごす

戦い方のことを



ここ連日世界の状況より

某大学のニュースがうんざり多く

正義を語る気もないけれど

まっすぐな若者

老獪な年寄り

その対比がやたらと目につく


親としては

アスリートの息子が今まさにしごかれながら

頑張る年頃

ご両親の気持ちを思うと

いたたまれない

こんな思いをさせるために

頑張ってきたわけじゃない

そして無責任な正義中毒者の

なんと口汚いことかと

TVもネットも正直みたくない




実は頑固な我慢慣れした子と

馬鹿真っ直ぐで目立つ子だから

だらしない適当母ちゃんとしても

心配はつきない


いつの間にか

歌を覚えることひとつ時間かかるようになって

時代のど真ん中から遠ざかった

地位も権力もお金もなにも持たない一介の人間でも

それを得るための努力を否定はしなくても

溺れたばあさんにだけは

なりたくないと思う


若いころ何もかもが

生きていけるのかどうか

不安で仕方なかった


さびしさも不安もかわらないなか


老いていく先で変質するのは

その割合なのかもしれない



どいつもこいつも失敗するもんだ

すきな自分に向かっていけ

厚顔でこどもにいうけど



酸いも甘いも乗り越えて

そんな年寄りも多くいるのだから

若い人たちのこれから進むさきを


がんばれ

だいじょうぶと

笑って言えるひとでありたい



闘い方はある

無責任な卑怯者が

じぶんを全否定しても

どうか

思い通りになってなんかやらないでね










































深く眠っていない気がする

 

 

それでいて夢はあまりみない

 

 

ただ起きた時かけらのようなものは残っていて

 

おはようって

 

こどもに声をかける自分の表情と

 

内心のセンチメンタリズムの乖離が半端ねえなあといつも思う

 

 

 

 

静かな流れの水の底静かに腐っていく

 

日差しに灼かれて朽ちていく枯れ草と乾いた土のうえ

 

そんな感じだ

 

 

 

ああ、よかった

 

ひとりだ

 

抱えている猛毒を撒き散らさずに

 

消えていけるのだ

 

剥き出しに溶け出した腕の骨を見る

 

 

いつか見た

 

あなたの骨より

 

まだ経過生々しい映像

 

 

 

そんな夢

 

R15指定だわ

 

 

なくしたと思ってた

 

エロスの表出だったらいやだな

 

暴力や腐敗はそれと表裏一体な気がするから

 

 

 

 

賢い女はしあわせになれない

 

私が唯一賢かったのは

 

自分の愚かさを少しは知っていたこと

 

親になれない人間だなんて

 

思い悩むより本能に突き進んだ

 

こんな親だっていいじゃん

 

死んでしまうよりいい

 

適度にハードででもぬるま湯で育って

 

なにが欲しいかだけははっきりとしていた

 

遺伝子のいいなりでもいい

 

 

 

おばさんになるって

 

そこかしこが太くなるから

 

生きていけるのか不安でたまらなかった

 

若いころに戻りたいとはさっぱり思わない

 

 

いくつかの引き出しも出来た

 

息を殺すようにモブに徹しても

 

それくらいで私は倒れない

 

その図々しさを

 

もっと愛してやりたい

 

 

一生うだうだするんだろうけど

 

通りすがりのひとに

 

わかってなんて叫ばない

 

わかってあげられないのだから

 

 

 

流されていって変質して失って

 

でも自分の

 

記憶は、場所は決して

 

奪われたくないと頑固に言い張るんだ

 

 

愚かな女

 

愚かなおかあちゃん

 

でも近くから遠くから

 

ともだちの

 

こどもたちの

 

あなたのしあわせを祈ってる

 

嘘じゃない

 

それが暴力にならぬよう

 

注意深く点検しながら

 

 

 

 

風に向かって胸を張り続ける為に

 

感傷もうまいこと飼いならしておくのだ