お洗濯もの

 

完璧に畳んでも振り返ればごしゃらかとした山になる

 

家の中でどんぐりを踏まなくなった代わりに

 

色んなプリントだの

 

模試のイケてない結果表だの

 

踏んで転びそう

 

 

こどものいる暮らしは

 

あっという間に過ぎて

 

彼らは適宜おでかけしていく

 

空っぽの巣、途方に暮れる日はきっとあっという間だ

 

 

 

さみしさを埋めるように

 

この小さな散らかったおうちに

 

お泊りするちいさなお友達がいたりして

 

幸せは一過性のものだとは

 

悩まずに享受して息してる

 

しあわせな私である

 

 

 

時々暴力的に

 

孤独を、どうにも望んでしまうので

 

手に余って

 

どうか何も考えないようにと願った結果

 

何かの書類を片づけたり

 

本を読んだり

 

積極的に人と関わることが

 

できなくなることがある

 

それを病とか弱さとか

 

言われたとしたらただただ煩わしいと感じるだろう

 

 

既往症からの頭痛

 

胃炎からの腹痛

 

身体の奥にレゴリスみたいな尖った冷たい結晶のようなものを感じる痛み

 

こころなのか脳の気質的な反応故か

 

そこにも感じるので

 

アンドロイドが

 

激情を感じてびっくりするような気持ち

 

これはバグだと必死に解析しようも叶わないみたいな

 

 

あなたへのそれもまた逃避行動だ

 

いや

 

会いたいと泣きたくなるのは

 

恋慕っていうより

 

時間が容赦ないってことに逆らいたいだけだ

 

 

生産性0

 

堂々巡り

 

 

会いたい

 

今の、もう若くないこの姿で

 

 

歌ってばっかよ

 

なんも考えたくないからね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





この世は無常 皆んな分かつてゐるのさ
誰もが移ろふ さう絶え間ない流れに
ただ右往左往してゐる

いつも通り お決まりの道に潜むでゐるあきのよる
着脹れして生き乍ら死んぢやあゐまいかとふと訝る

飼馴らしてゐるやうで飼殺してゐるんぢやあないか
自分自身の才能を あたまとからだ、丸で食い違ふ
人間たる前の単に率直な感度を頼つてゐたいと思ふ
さう本性は獣 丸腰の命をいま野放しに突走らうぜ
行く先はこと切れる場所 大自然としていざ行かう

そつと立ち入るはじめての道に震へてふゆを覚える
紛れたくて足並揃へて安心してゐた昨日に恥ぢ入る

気遣つてゐるやうで気遣わせてゐるんぢやあ 厭だ
自己犠牲の振りして 御為倒しか、とんだかまとゝ
謙遜する前の単に率直な態度を誇つてゐたいと思ふ
さう正体は獣 悴むだ命でこそ成遂げた結果が全て
孤独とは言ひ換へりやあ自由 黙つて遠くへ行かう

本物か贋物かなんて無意味 能書きはまう結構です
幸か不幸かさへも勝敗さへも当人だけに意味が有る

無けなしの命がひとつ だうせなら使ひ果たさうぜ
かなしみが覆ひ被さらうと抱きかゝへて行くまでさ
借りものゝ命がひとつ 厚かましく使ひ込むで返せ
さあ貪れ笑ひ飛ばすのさ誰も通れぬ程狭き道をゆけ

paronomasia
あき=秋、飽き
ふゆ=冬、蜉蝣

ruby
本物=モノホン
贋物=テンプラ
無意味=ナンセンス

 

かーさんって弱いと思う?

 

うん、やさしいからね、弱いほうだね

 

 

堪えたわ。

 

 

いや、必要以上に立派な大人をしてた自覚はないし

 

トラブルがあれば泣き喚く(一応こっそり)

 

子ども会だの部活などかかわらないのが一番無難と思いつつ

そうもいかないので

 

相対的に不真面目で飲み会も行かないかあちゃんとなり

 

母親関連のお付き合いも内心苦手なほうだ

 

 

 

壊滅的に言い争いが苦手なのだ

 

自分が我慢したほうが楽で

 

人一倍気は強いと思うけれど

それを押し込め自己完結してしまうから

 

誤解も招くし、傷つけても大丈夫、と思われる

 

 

やさしさと弱さは紙一重で

 

やさしくはないことを

 

残念な私は知っているけれど

 

自己評価の低さを連鎖させたくないから

 

いつも取り繕っている

 

 

 

泣き喚いてもご飯は食べてきたでしょ?

 

なんだかんだじょうぶなのだよ、とこどもには返す

 

とんでも内弁慶

 

自分勝手でごめん、と

 

あんまりな気がして謝れないまま

 

 

 

今職場環境が個人的に悪く

(ギャグが言えない)

 

またちょっと痩せてしまって

尻まくって逃げるか(そもそも選んできた職種が忙しくてなんぼの事務職だし、キャラではないが)

悩んでいるからね

 

 

私より余程キャリアであるが

辞めたいね、悩みを打ち明けてきたお母さん

息子の友達

ゲーム依存だと言う

 

学校に来なくなり昼夜は逆転した

 

次男は心配しつつも

彼もまた器がまだ未熟で危うく

学校にこいよと言い続け、通い続け、ついに喧嘩してしまった

 

先生やお母さんと変わらず連絡を取り合いながら

彼が彼らしく笑える日を待っている

 

息子もまた今は深く関わらず

自分もタイミング次第で大してかわらないこと

その共感能力が感情に呑まれないように

…家族を泣かすなとか、

自分も傷ついたのだという気持ちは自分でまずオトシマエつけること

 

そっと見守ることを課題として

 

それでも従兄弟や周囲のおとな、自分を鑑みて

いつかすごいスピードでおとなになっていくのだと

まっすぐで不器用でも

 

私はまだ信じられる

いくら自己評価低くても

 

罵声を浴びても

ミスとかして眠れなくても

戦わず辞めたとしても

 

あかるいほうへ

 

あかるくいられるほうへ

 

 

家計を思うと胃が痛むけど

 

わたしはつぶれない

 

 

よわっちいけど

 

頑なに

 

 

体調は崩しても

 

治す為ならこずるく環境だって変える

 

それは情けないことかもしれないけど

 

限界は早めに見定める

 

 

 

大人になった彼らに

 

いつか依存しない

 

 

 

それが

 

少なくとも

 

わたしが目指さなくてはいけないことだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海に行った

 

 

部活のない日を狙い

 

塾をさぼらせて

 

旅館を渡り歩く

 

 

遠方に故郷を持たない私たちは

 

もう何十回も伊豆に通っている

 

夫が西伊豆すきで

 

私は下田の白砂と激しい波が好きで

 

ぐるり伊豆めぐりになる

 

 

繰り返しが苦手な私

 

海外にふらっと安上がり旅行を望むけど

 

飛行機苦手な夫に

 

自身の老化現象

 

 

決まったこのコースを結構愛してたりする

 

慣れた旅館ではちきれそうにご飯を食べて

 

海鳴りが聞こえる場所と

 

虫の音が聞こえる場所

 

 

家族ひとかたまりで

 

楽しくおでかけ出来る日は

 

あと何回だろう

 

 

なんで

 

いつもいつもさびしいのかな

 

さもしいくらいに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供たちの夏期講習

 

身体ばっか鍛えてて

 

流石にやばいかなあ

 

と面談の予約をしてみる

 

 

長男はそこそこやるし

 

次男は最近やばいか?

 

その程度で

 

宿題などなんだかんだやるから

 

実は心配していない

 

 

いつも通りいたら

 

周囲が頑張っててて

 

相対的に成績下がるけど

 

一応その経験は話している

 

 

面談って

 

一時間とか二時間とか

 

けっこ長いんだよ

 

こちとら江戸っ子

 

内心じりじりしながら

 

本当に私は

 

先生というものに憧れがないのだな

 

話に身が入らないから

 

お母さん的にもこちらの方面で冷血なのかもしれない

 

 

結構消耗する

 

連れて行っときながら

 

やーね

 

 

 

つくづく自分勝手なのだ

 

 

子供たちには

 

先生でいることの大変さを

 

言い聞かせてみたりするものの

 

人の話を聞ける謙虚さの

 

手持ちが少ないのかもしれないわたし

 

 

 

 

どこいったって

 

居場所はできるよ

 

あなたたちなら

 

夢をかなえたいなら

 

努力はしといたほうが楽だけど

 

 

言ってて

 

なんかもう

 

私は私以外になれないのだ

 

 

肩書に関係なく

 

人の好き嫌いは

 

おそらく内心はっきりとしてる

 

 

 

その開き直りは

 

どう隠しても伝わって

 

一定の人には不快かもしれない

 

 

今までの時代

 

これからの時代

 

生存競争であっても

 

 

抜け道はあるよ

 

 

どこにだしても胸をはれる

 

いとしちいさかった人たちと

 

まだ一緒にいられることが

 

うれしくてしょうがないんだよ

 

 

かといって

 

胸張ってもらえる母ちゃんでいられる気もしないんだけどね

 

 

 

母ちゃんめんどくさがりでごめん

 

でもそれだけは

 

うっとうしくても言わせてね

 

 

 

でも

 

ちったあ気合いれて勉強しとけよ

 

ってセリフは

 

ちょっと押さえといたほうがよろしいかもしれないね

 

まあ、好きなとこ行きなさい

 

 

 

 

 

 

学ラン推しです

 

あ、学費高すぎ×3はきついわ

 

以上