雨の日に思うこと | はな&ゆう の時代

はな&ゆう の時代

私たち夫婦と、はな と ゆう 二匹の猫との出会いから現在までを綴っています

昨夜から降り始めた雨が結構強くなっています。

こんな日は、豊丘の墓苑に眠る はな達がどうしているか気になります。

はな、ゆう、たまチャンを埋めた真上にはプレートがあるので、そんなに急激な浸水はないと思いますが、それでも、これだけ強い雨が降り続いていれば、周囲から浸み込んだ雨水は、間違いなく、はな達を濡らしていると思います。

 

埋葬の日 2023年10月12日

 

土の中ですから地表ほど大きな変化はないと思いますが、暑い日、寒い日、雨の日、雪の日、その繰り返しがこれから何年も何年も続きます。

あの可愛かった、長い間私達を癒し続けてくれた、はな、ゆう の最後の最後の時間を、暗い土の中で、暑さ寒さ、雨雪の冷たさに耐え続ける日々にしてしまって良かったのか・・・と思うことも時々あります。

 

 

私達2人が死んでしまった後は墓を守ってくれる人もいなくなり、また、私自身が「土に還る」というコンセプトが気に入って選んだ樹木葬ですが、その都合を、はな、ゆう、たまチャンにも押し付けて良かったのかと。

 

 

でも、最後には「これで良かった」という結論になります。

普通の墓で誰も見守ってくれる人がいなくなれば、やがて忘れ去られたまま、永遠に骨壺の中で眠り続けるだけです。

それよりも、いつか(私達と共に)消滅して土に還り、草や木の養分となり、動物がその植物から栄養を取って、新たな命の循環の一部となる樹木葬は、生物として究極の終わり方だと思うのです。

 

 

 

 

鳴子への旅行から戻って、普段の日常が帰って来ました。

あの旅行からもう19年余りです。私達は埼玉を離れ信州で暮らしています。

はな は既に居ません。旅行の後から家族になった ゆう の姿もありません。

 

旅行から帰って1ヶ月が過ぎたころ、はな の発情が始まりました。その顛末はまた明日以降に。