砂善(いさぜn)旅館 | はな&ゆう の時代

はな&ゆう の時代

私たち夫婦と、はな と ゆう 二匹の猫との出会いから現在までを綴っています

ここの所、高遠でも30度越えの日が続いています。

首都圏と違って、朝夕はそこそこ涼しくなりますが、それでもこれだけ気温が高くなると午前中から雲が湧いて、天気は良いのに中央アルプスの姿は見えません。緑もすっかり濃くなって、もう新緑ではありません。

まだ梅雨入りはしていないものの、今年の夏が始まりました。

 

自宅窓から。雲で見えない辺りが中央アルプス(笑)

 

5月4日の景色

 

同じく自宅窓からの里山の緑も夏色になりつつあります

 

 

 

さて、鳴子温泉旅行。

ハッキリ覚えていませんが、宿には11日の午前中に着いてしまったような気がします。宿泊施設は午後3時のチェックインが普通ですが、この時はどうしたんだろう。

鳴子温泉といっても、ココはその隣の東鳴子温泉で、有名な鳴子温泉のように色々な施設があるわけでもありません。宿のすぐ隣の食堂で昼食を食べた覚えがあります。正直、あまり美味くはなかった記憶が・・・。

 

いさ善旅館は、民宿に近いような旅館で、建物は古いし、部屋にはトイレも洗面所もありませんし、食事も家庭料理でしたが、決して居心地は悪くありませんでした。

それに、小さいながらも温泉は充実していて泉質の違う3つの温泉があり、はな もコッソリ浴場内で湯浴びをしました。

 

 

夜は私の布団に潜ってきたりもしましたが、暖房がしっかり効いていたので、自分のベッドで寝ていました。ちゃんと自分のトイレで用足しをし、段ボールの爪研ぎで爪を研いでいました。

 

 

この当時の、宿に居た猫がどうしているかと思って、宿のブログを見てみたら、当たり前ですが亡くなっていました。この時から、それだけの年月が過ぎたということです。

 

この鳴子温泉の思い出は、昔のブログ(amebaではない)や、はな、ゆうが亡くなって日の浅い時期の、このブログを参考に書いていますが、19年前のブログを読み返すと、「ああ、そうだった、そうだった」とか「そんなこともあったな」とか、まだ楽しいことばかりだった当時の思い出が蘇ってきますし、2年前の亡くなった直後のブログでは、その楽しかった頃を思い出しながら、はな、ゆう を失った悲しさを、ブログを書くことで紛らわそうとしていたのを思い出します。

 

でも、こうしてまたイチから書き直し始めてみると、二人のいない寂しさは少しも変わっていないことを改めて感じます。