2021年7月 | はな&ゆう の時代

はな&ゆう の時代

私たち夫婦と、はな と ゆう 二匹の猫との出会いから現在までを綴っています

今日のタイトルは「2021年7月」。つまり、1年後にはもう はなの姿も ゆうの姿も消え、ちゃちゃ とその子供達の物語が始まっているのですが、当然、この時は、そんなことは夢にも思っていません。 

 

3日。車で10分ほどの道の駅「南アルプス村」。同じ敷地内に「南アルプスビジターセンター」があって、ここに昔(と言っても私が現役時代の頃ですから50年~25年程度)の登山用具が展示してあります。内容は時々変わっていますが、この時は、こんなものが展示してありました。

 

フランスのガルビエール社製のクライミングヘルメット。最近は一般登山者もちょっとした山へ行く時はヘルメットを着用しているようですが、当時はリュックザックにヘルメットがぶら下がっていると、「あ、クライマーだな」と。

何の変哲もないデザインですが、当時としては高性能で大人気でした。私は白を持っていました。

 

ハンガロンテックスの冬山用手袋。最近は売られてさえいないようですが、長く冬山用グローブのスタンダードでした。オーバーミトンと併用しないと、雪が団子状にくっつきました。

 

ホエーブスのストーブ 早い話が山用コンロです。部品を変えることで、ガソリンにも灯油にも使えました。でも、これも最近は殆どガスボンベに取って代わられてしまっています。

 

(多分)タニの10本爪アイゼン。近年は初心者でも12本爪の出歯アイゼンを使うようですが、昔は慣れないと雪面に引っ掛けて転倒しやすいと言って、中級者以下は10本爪を履いていました。

 

17日 山から雪が消え、翠もすっかり濃くなっています。自宅窓から。

 

4日 はな 廊下のヒンヤリした感じが気持ち良いのか、よくこうして寝そべっていました。

 

23日 痩せてきている上、シャンプー後なのでなおさらガリガリに見えます。

これが、最後のシャンプーだったかも。

 

 

 

 

うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ

 

今日、テレビで坂上王国を見ていたら、ほんのチョットだけですが、後ろ足が1本ない猫が歩いている姿が映ったのを見て、思わず ゆう を思い出しました。

片足しかないので、どうしてもヒョッコヒョッコとした歩き方になって、また尻尾でバランスを取りながら歩くのです。

 

ゆう のことは毎日のように思い出していますが、歩く姿を思い浮かべたことは殆どありませんでした。上記のような歩き方も、毎日見ていると当たり前の光景になっていましたし、走る時は片足であることを感じさせないような、地を這うようなシューッとしたカッコイイ走りでしたから、ことさら、歩き方が印象に残っていなかったのです。

 

キャットタワーにだって普通に上り下りしていました。

それどころか、左側に少しだけ写っているロッカー箪笥の上にも飛び乗りました。

 

ところが、今日テレビでその猫の歩く姿を見て、「あぁ、そうだった。ゆう もあんなふうに歩いていたっけ」とハッとさせられる気がしたのです。

ゆう 本人にしても、生後半年もしない内に足を切断して、長い間3本足の生活でしたから「そういうものだ」としか感じていなかったかもしれませんが、(多分ですが)我が家に来る前の保護施設での2年余りは、他のたくさんの猫と一緒の生活ですから、きっとハンデを感じていた部分もあったのではないかと思います。

 

それはともかく、ゆう の歩き方も、ゆう の大切な思い出の一つだ、と改めて感じた出来事でした。でも、残念ながら、ゆう の歩くその姿を収めた動画はありません。

 

 

今日は、私の通院日で飯田の病院まで行きました。帰りは、いつものように、樹木園墓地に寄って様子を見てきました。

ここに、はな、ゆう、たまチャンがやって来る日まであと27日。