タイへ出発する前夜、私たちはばあちゃんの家で戦略を練った。
旅をお供してくれるのはサークルの後輩、急な誘いに二つ返事で乗ってくれた。
なにせ計画の一つすら立っていない。
ノープランと言えば響きはカッコイイが、無計画と書けば実にカッコ悪いから英語は卑怯だ。
バックパッカーへの憧れは昔からあった。
航空券だけ握りしめて宿はその日に探す、もちろん安宿。
メシや移動にかかる費用は極力抑える。
少しイメージは違うが、おそらく世界ウルルン滞在記の存在は大きい。
ボーイスカウトを長年やっていたことも少なからず関係しているだろう。
それに何の意味があるかはわからないし、まあ多分ないだろう。
しかしとにかくそういうことがしたいのは事実だ。
デカルト先生の言葉に従おう。
バックパッカーの旅をしたいと思っている自分は少なくとも真実だ。
ともかく着いてからどうするか、初日にどうするかぐらいの計画とは程遠いイメージなるものを膨らませた。
ネット環境のある内に調べるべきことはスクリーンショットにためておかなければ、半ば強迫観念。
もちろん地球の歩き方は必需品。
さあ、明日目を覚ませば私はバックパッカーである。
遅咲きのバックパッカーでもいいじゃないか。
※写真はこの旅の相棒であるコールマン40リットルのバックパック(帰国後に撮ったことがバレバレな写真になっておりますw)
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いよいよ始まりました。楽しみにして下さっていた方、お待たせいたしました。
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