レビュー27 | Looking Back , Moving Forward

Looking Back , Moving Forward

前に進むために振り返ります。冷静に情熱的に。日常のこと、旅行記、競馬、映画、ドラマ、レビューなど欲張って書いてます。

ニッポンの嵐 ポケット版/M.Co.(角川グループパブリッシング)
¥1,050
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★★★


嵐のメンバーそれぞれが日本全国のどこかへ旅する企画を書籍化したもの。

読もうと思ったキッカケは、松潤が訪れた場所が隠岐の海士町だと知ったからである。


昨年の夏に一人旅した隠岐には並々ならぬ思い入れがある。

本を開くと行った場所や知らなかった場所に出会える。


意外と文章が盛り沢山なので僕のように嵐ファンでなくとも、十分楽しめる旅エッセイ本。


 
佐藤の世界史 現代史の特別講義 (学研合格新書)/学習研究社
¥893
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★☆


世界史の予備校講師といえば、青木の次に佐藤が思い浮かぶ。

一度オンデマンドで講習を受講したことがあるので、良い講師であることはわかっていた。


が、この本は少し解せない。

現代史という複雑難解且つ重要な分野をコンパクトにまとめあげた点は評価できるが、あまりに事実を追いかけているがあまりに逆にコンパクトに読めない。

致し方なくよくわからないまま読み進めてしまうパターンの本。

事実をまとめあげた本としてはいいのかもしれないが、読み物としては全くダメ。


そして極めつけは登場する生徒。こいつがまた世界史について知りすぎていてイライラするのである(笑)


そういえば世界史の教師といえば、個人的には高校時代にお世話になったY先生や河合で教えてもらっていた名も無き先生、講習会で刺激をもらった上住先生や植村先生などナイスガイな先生方がたくさんいる。

どの先生にも共通するのは世界を旅することが好きであることか。



何のために生きるのか/致知出版社
¥1,500
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★★★☆


ブックオフにて投げ売りされていたのを拾い上げた。

稲森さんと五木さんの共著とあれば読まずにはいられない。


何のために生きるのか、実に大げさなタイトルであるが、なるほどこの本にタイトルをつけるならばこうなるかと読了後に納得する。


経験豊富な稲森さんの逸話に知識人の五木さんが肉付けしていく様は見事。


驚くべきはこの本、8年ほど前に出版されたもの。全く古さを感じません。

ここ数年の8年というのは恐ろしいほど技術も時代も流行も変化していますが、大切なものは変わらないんだなーと改めて思わされます。



 
拝金/徳間書店
¥1,470
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★★★★


ご存知ホリエモンの処女小説。

自身が成り上がっていく様にはじまり、球団買収、TV局買収から逮捕まで一世を風靡した一連のライブドア事件を題材に大胆かつ滑稽に描いた物語。


あくまで事実ベースなので思わず笑ってしまうところもあるが、これはあくまで小説なので書き放題なのである。これをビジネス書、もしくは自伝的な位置づけで書かないあたりがホリエモンらしい。

本人は現実のハイブリッドであると述べている。


作家ではないため、魅力的な文章ではないし、比喩もチープに思う箇所も多い。

しかしこの本のすごいのは、“俺”と“オッサン”両方に自分を投影している点である。

敢えていうならば、身体は俺、頭はオッサンというところか。


どこが真実でどこがフィクションなのか?
ワクワクして読めるのは忘れてはならない小説の醍醐味である。

僕はビートルズ(10)<完> (モーニング KC)/講談社
¥630
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★★★


僕はビートルズ最終巻。

終盤のなし崩し感は否めないが、もうこれは仕方がないというか何というか。


アイデアの着想は素晴らしく、滑り出しも上々だが着地点が見えずオロオロとしてしまったので漫画としては最高傑作!とまでは言えないまでも、ビートルズファンなら一度は読んでみる価値あり!



週刊 歴史のミステリー 改訂版 創刊号 2012年 5/29・6/5合併号 [分冊百科]/デアゴスティーニ・ジャパン
¥100
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★★★


最近はあまり見なくなりましたが、よく深夜とかにCMでやってる系です。

最初は100円で買わして続きは定価になるよ大作戦なわけですが、ちゃっかりおいしいとこどり。


本能寺の変の首謀者は誰だったのか?

(もちろん明智光秀が通説ですが、本当にそうなのかについて検証しています)


イエス・キリストに子供は存在したのか?


アポロ11号月面着陸は捏造だったのか!?


など、興味深いテーマたち。


週刊 東洋経済 2013年 1/5号 [雑誌]/東洋経済新報社
¥780
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★★★

大好物の東洋経済、毎年これだけは絶対に買うようにしている。

年末から年始にかけて、いやむしろ期中にかけて読みながら世の動向を見る。


一家に一冊!


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