ASIAN KUNG-FU GENERATIONランドマークツアー@滋賀琵琶湖ホール | Looking Back , Moving Forward

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11月11日(日)@滋賀琵琶湖ホール

ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2012「ランドマーク」


アジカン7枚目のアルバム、ランドマークのツアーに参戦してきた。
夏にゴッチの弾き語りライブ を聴いたことがあるぐらいで実質アジカンのライブを初めて見ることに。


その日は大雨暴風の中、琵琶湖ホールへ向かった。
大ホールを見るやいなや、なんじゃこりゃー!とそのハイクオリティにテンションが上がる。
どうやらオペラでもいけちゃうホールらしく、何となく国際的に通用しような雰囲気がプンプンする。
さすが滋賀県が245億投資しただけある(事前のウィキペディア情報w。

絶好の席、K列へと威風堂々進んでいくが、なぜか見られている気がする。
それもそのはず、おそらく会場の中で最も髪の毛が短かったのが僕の隣にいる先輩であるからだ。
こればかりはどうしようもない。坊主の隣に存在する宿命、とでも言っておこう(笑)


さて、そうこうしてる内に聴き覚えのあるベース音。BECKのLoserが繰り出される。
いきなりカバーで来るとこがゴッチらしい。「ほら?この曲知ってる?」みたいな(笑)

ギターレスな状態で登場したゴッチはサビ以外を日本語(訳しているのか替え歌にしているのかは謎)で、サビはオリジナル通りの英詩で歌っていた。

新世紀のラブソングを出したあたりからラップ調にこっているなーと思ってはいたが、ここが原点にあったのか。

そこからはランドマークからのオンパレード。
1、2、3・・・からのA to Zにはストーリー性を感じる。

ブルートレイン、Re:Re:、君という花・・・ちょっと懐かしい曲3連発!
本編では君という花が一番盛り上がっていたように思う。

ここではさんだMCは鳥人間にゴッチ大学時代に行った焼鳥屋の話を巧妙に絡めたものであった。

そういえば、今回はサポートメンバーとしてパーカッションとキーボードにどこぞのおっちゃんを、そしてキーボード&コーラスに岩崎愛さんを起用していた。
サポートメンバーの腕がいいのは言うまでもなく、岩崎愛さんのハーモニーがすごく良かった。
(あわよくばゴッチを飲み込んでしまいかねない存在感を示した時も・・・笑)


山ちゃんのベース音が響き渡り、歓喜がわく。それではまた明日でリスタート。
大きく映しだされた山ちゃんの姿は何とも凛々しい。

アフターダーク、ラストダンスで一気に体が動く。
1980、マシンガンとランドマークの中でもしっとりとした曲を。
ここからのセンスレスが素晴らしく良かった。ライブ映え◎
まさに静と動がグワングワン揺れ動かしてくる。
個人的には今回のセットリストの中でベストだった。

ここで入るMCは震災の話。11のつく日はやっぱり思い出すと。
未だに仮設住宅に暮らす多くの人、町が流された話など人一倍震災について具体的活動をしてきたゴッチの言葉は重みがある。
こんなすごい時代に生まれて、ミュージシャンとして何ができるのか。
そんな気持ちを歌にした曲ですと語り、レールロードが琵琶湖ホールにずっしりと鳴り響く。
ゴッチのこの日一番気合が入った歌いっぷり。
会場の隅から隅までその想いは歌に乗せて届いていただろう。

ノーネーム、この曲やったりするんですね。珍しいんじゃないかな。
踵で愛を打ち鳴らせ、バイシクルレースで本編を締めくくる。


アンコールその1

いつまで経ってもベネッセを思い出してしまうマーチングバンドから始まり、昔つくった俺たちの大ヒットシングルです、とランドマークへの自虐の意味も込めてリライト。
これが超えられない壁なのか、しかしただの過去の栄光でもないリライトはこの日一番の盛り上がり。
畳み掛けるループ&ループ。ヒットシングルが続く。

唯一ランドマークから演奏していなかったアネモネの咲く春にがここで登場。
この曲は以前ゴッチの弾き語りライブ の時に聴いて好きになり、やはりここで聴くアネモネもじーんとくる。
ランドマークの中で一番気に入っている。


アンコールその2

岩崎愛、ゴッチ、キヨシの3人で東京LIFE。しんみり且つノレる曲。

そしてここでアジカン4人体制に。初心に戻るべく?遥か彼方を演ってくれた。
※今回のホールツアーのセットリストは今のとこ基本的にどこも同じで、このアンコールその2の部分だけが変わる。

最後は新曲、今を生きて。



素晴らしい会場で素晴らしい音楽に包まれた幸せな時間だった。
転がる岩、ソラニン、海岸通り、夜を越えて、フラッシュバック、ライカ、新しい世界。
僕が好きな曲はまるで聴けなかったけど、それでもなお満足感しかないのが不思議だ。

外に出ると雨はピタリと止んでいて、何だかちょっとした長旅から帰ってきたような感覚に陥る。
日曜日だったが、そこからビートルズBARへ足を運び、音楽について、ビートルズについて、アジカンについて語り合った素晴らしいこの日でした。


@セットリスト

1.Loser
2.All right part2
3.N2
4.1,2,3,4,5,6, Baby
5.AとZ
6.新世紀のラブソング
7.大洋航路
8.ブルートレイン
9.Re:Re:
10.君という花
11.それでは、また明日
12.アフターダーク
13.ラストダンスは悲しみを乗せて
14.1980
15.マシンガンと形容詞
16.センスレス★
17.レールロード
18.ノーネーム
19.踵で愛を打ち鳴らせ
20.バイシクルレース
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21.マーチングバンド
22.リライト
23.ループ&ループ
24.アネモネの咲く春に
———————————–
25.東京LIFE
26.遥か彼方
27.今を生きて

★・・・ベストパフォーマンス




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