ヴェネツィアを訪れたのは約3年前。魅惑的な都市だった。
ローマやフィレンツェとは全く違う、他にない個性的な空間。
そんなヴェネツィアが京都にもやってきたということで当然のように足を運んだ。
開催最終の週末とあってすごい数のお客さん。
正直なところ、想像していたものとは少し違ったので満足度はそこまで高くないが、自分の知らなかったヴェネツィアを知れたという点では良かった。
一言でいうならば、今のヴェネツィアではなくヴェネツィアの歴史を知れる美術展である。
第1章 黄金期
第2章 華麗なる貴族
第3章 美の殿堂
以上の3部構成になっており、全て回るのに2時間ぐらい。ボリューム満点。
第1章では、レパントの海戦など歴史的な事象に触れた絵画や当時のヴェネツィアをダイナミックにシンボル化されたサン・マルコのライオンの絵画が印象的。
第2章では、文字通り本当に華麗な貴族の生活についての物品や絵画を見ることができる。はっきりとした主従関係があったからこそ、今では異常ともいえるような貴族文化が成り立っていたんだと何とも言えない気持ちになる。
第3章では、美がテーマということもあって、選りすぐりの美しい絵画が用意されていた。特に一番最後に見ることができるティンレットの天国という作品には圧倒される。
美術展を出てすぐ(烏丸三条)のとこにある伊右衛門カフェへ。
存在は前々知っていたけれど、店に入ったのは初。
入ると満席で2階のアトリエでお待ちくださいとお洒落な案内を受けるw
抹茶を頼んだら飲んだことのないぐらい本格的な“お抹茶”が出てきた(笑)
値段は決して安くないけど、普段とは違うカフェを味わうにはちょうど良い。
夜はお気に入りのビュッフェへ。
写真は最後のデザートだけです。
すごくおいしく且つヘルシー、それでいてそんなに高くないのでいつ行っても満腹、満足。
最後に3年前に卒業旅行でヴェネツィアに行った時の写真を載せます。
うーん、懐かしい!!
こんな仮面があちこちで売ってます。
王道の写真。
黄昏のヴェニスよ。