8月18日(土) 前編 「島入り、ジオパークデビュー」
目が覚めると・・・は言い過ぎにせよ、ほぼ安定した睡眠を提供してくれた夜行バスが島根の松江に到着したのは土曜の朝のこと。
フェリー乗り場への定期バスを待つこと2時間ほど。
数日前に、島根の琴電が大好きで週末になると訪れているという人の特集番組を見ていたんですが、その人(オジサン)が目の前を通り過ぎた時は驚いた。
ちょっとした有名人を見た気分になりましたが、冷静に考えるとそうでもないことに気付いたり。w
驚いたといえば、松江駅のすぐ目の前に、
「竹島はわが国固有の領土です」
と書かれた、言葉通りそれだけを訴えるためだけのモニュメントが威風堂々と据え置かれていた。
センセーショナルな時期なだけに目の前のナショナリズムに少し圧倒される。
定期バスで40分、車内は多少快適だが1000円は少し高いなーと思いながらも他に手段がない。
ここからフェリーに乗ること2時間半。
帰省が終わった時期だからかフェリーは色々な目的をもったたくさんの人を乗せていざ隠岐諸島へ。
この時間を使って旅の計画を練ろうと思っていたのにほぼ圏外、早速計画の計画が狂わされる(笑)
島に降り立った途端に不安感に襲われながら、その分心深で燃えたぎる好奇心。
ちなみにここらへんで簡単に隠岐諸島の構図を紹介しておきます。
百を超える島が存在するが、人が住んでいるのは4つだけ。
東にそびえる最も大きい島が「隠岐の島町」。
西には「西ノ島町」「海士町」「知夫村」の3つの島。
前者を「島後(ドウゴ)」、後者3つを「島前(ドウゼン)」と呼びます。
そして最初に足を踏み入れたのが隠岐の島町。
まずは宿へ向かおう。
今回の旅はノープランだが宿だけはちゃんと押さえている。
家族で経営されてる民宿「石塚」へ足を急がせる。
じゃらんでは空きがなく、ダメ元で直接メールしたら部屋を用意しますと素敵な対応をしてくれた宿。
民宿に着くと、某女優さん(顔は出てくるけど名前が出てこない・・・)に似ている女将さんが出迎えてくれた。(お綺麗でした)
簡単な説明を受け、少し島なまり(?)な調子で、「あとは自分の家のようにくつろいでね~!」、と。
この言葉が今でもすごく印象的で、知らぬ間に感じていた緊張を一気に解きほぐしてくれた。
島に入って初めて話した人。
これは幸先良き幕開けだとニヤニヤしながら、オススメのめし処を教えてもらい、少しだけ部屋で涼む。
何せ暑いのである。何せ素敵な部屋なのである。
目が覚めると・・・は言い過ぎにせよ、ほぼ安定した睡眠を提供してくれた夜行バスが島根の松江に到着したのは土曜の朝のこと。
フェリー乗り場への定期バスを待つこと2時間ほど。
数日前に、島根の琴電が大好きで週末になると訪れているという人の特集番組を見ていたんですが、その人(オジサン)が目の前を通り過ぎた時は驚いた。
ちょっとした有名人を見た気分になりましたが、冷静に考えるとそうでもないことに気付いたり。w
驚いたといえば、松江駅のすぐ目の前に、
「竹島はわが国固有の領土です」
と書かれた、言葉通りそれだけを訴えるためだけのモニュメントが威風堂々と据え置かれていた。
センセーショナルな時期なだけに目の前のナショナリズムに少し圧倒される。
定期バスで40分、車内は多少快適だが1000円は少し高いなーと思いながらも他に手段がない。
ここからフェリーに乗ること2時間半。
帰省が終わった時期だからかフェリーは色々な目的をもったたくさんの人を乗せていざ隠岐諸島へ。
この時間を使って旅の計画を練ろうと思っていたのにほぼ圏外、早速計画の計画が狂わされる(笑)
島に降り立った途端に不安感に襲われながら、その分心深で燃えたぎる好奇心。
ちなみにここらへんで簡単に隠岐諸島の構図を紹介しておきます。
百を超える島が存在するが、人が住んでいるのは4つだけ。
東にそびえる最も大きい島が「隠岐の島町」。
西には「西ノ島町」「海士町」「知夫村」の3つの島。
前者を「島後(ドウゴ)」、後者3つを「島前(ドウゼン)」と呼びます。
そして最初に足を踏み入れたのが隠岐の島町。
まずは宿へ向かおう。
今回の旅はノープランだが宿だけはちゃんと押さえている。
家族で経営されてる民宿「石塚」へ足を急がせる。
じゃらんでは空きがなく、ダメ元で直接メールしたら部屋を用意しますと素敵な対応をしてくれた宿。
民宿に着くと、某女優さん(顔は出てくるけど名前が出てこない・・・)に似ている女将さんが出迎えてくれた。(お綺麗でした)
簡単な説明を受け、少し島なまり(?)な調子で、「あとは自分の家のようにくつろいでね~!」、と。
この言葉が今でもすごく印象的で、知らぬ間に感じていた緊張を一気に解きほぐしてくれた。
島に入って初めて話した人。
これは幸先良き幕開けだとニヤニヤしながら、オススメのめし処を教えてもらい、少しだけ部屋で涼む。
何せ暑いのである。何せ素敵な部屋なのである。
さーて、これからどうしたものか。
とりあえず観光センターみたいな施設があるのでここで情報を集めることに。
(隠岐のガイドブックというものが存在しないため、情報はネットもしくは現地)
まさにこの昼過ぎから夕方にかけてこの島を味わいたいというのは少々厳しいよう。
少し気が引けたが、何となくの旅感と数枚のお札の喪失と引換に“隠岐ジオパーク、デビューの旅”なるツアーものを申し込んだ。
有限な時間で臨む旅にある程度の妥協とマネーは必要なのである(笑)
出発までに腹ごしらえだ。
民宿のお母さんに教えてもらった隠岐そば定食の店を見つけることができず、近辺で一番栄えてそうな「りょうば」という店でミニ海鮮丼を頼む。
これでもかと乗せられた海鮮、特にウニがとてつもなく美味しかった。
そして何気に贅沢なオーシャンビュー。
いよいよジオパークの旅が始まる。
大きいバス、少ないお客さん、イケてる添乗員。
最初に到着したのは玉若酢命神社(タマワカスミコトジンジャ)。
樹齢2000年の八百杉は圧巻。
そして神社に興味のない僕が学んだコトは神社の性別の見分け方。
神社の性別がわかったところで何の得をするわけでもないが、なぜかこの話にはワクワクした。
これは文字で説明するのは非常に困難。詳しくは写真を見て・・・わかるかわからないか。w
とりあえず神社のてっぺんを見ろということです。
バスの中で添乗員の談話は弾む。
この方、プロフィールを読むところによるとわりと有名な人っぽい。
次に到着したのは日本の滝百選にも認定されている壇鏡の滝(ダンギョウノタキ)。
森とも山ともいえる道を進む。
山奥にひっそりと潜む壇鏡の滝。
この滝の特徴は裏から滝を臨めるということ。
これまた説明が難しく、絵の才能が少しでもあればここで挿絵でも入れるのだが、そうは問屋が卸さない(笑)
でもまぁ、写真で何となく伝わるのかなぁと。
この日は落ちてくる水量が少ないらしく、少し迫力に欠けたのが残念だったがそれでも非日常で神秘的な光景に目が離せない。
この滝の先には一体何があるのだろう?
そんな好奇心をこの地の置き土産として次の場所へ。
貴重な生態系が残る秘境とされている油井の池。
この眼でその生態系を見ることはできなかったが、確かに何かがいそうな、いや何がいてもおかしくなさそうな雰囲気が漂っている。
そういえば、ウシガエルの骨が転がっていた。
写真では伝わりづらいが、かなり大きい。
あーカエルにもこんなしっかりした骨があったんだと当然の事実を確認することができた。
水面に映る自然の写真を載せて、次回へ続く。
良ければ応援よろしくお願いします。