レビュー21(新譜チェック) | Looking Back , Moving Forward

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前に進むために振り返ります。冷静に情熱的に。日常のこと、旅行記、競馬、映画、ドラマ、レビューなど欲張って書いてます。

最近音楽に関してあまり書いてなかったのでチェックした新譜の感想でも書いていきます。

2012年に発売されたアルバムが対象。


量が多いので2つに分けて更新。



¥2,415
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★★★☆


前作のSmileはあまり好みではなかったので、んー今度どうなっていくのかなーと思っていたけれど、今回のEMOTIONSはええ感じに仕上がっています。


カオスな曲からミドルテンポの曲まで音の幅が確実に広がってます。


RELICとBLUE SKIES,BROKEN BIKE...SAME FAVORITE SONGSが特に気に入ってます。

ただ、後者は曲名が長いことだけ気に入りません(笑)


今後のノーザンも安泰そうです。




ランドマーク(初回生産限定盤)(DVD付)/KRE
¥3,800
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★★★

スルメソング。
アジカンの曲はよくそう言われますが、今回のアルバムこそスルメばかりです。

聴けば聴くほど味が出ます。
それではまた明日、1980、アネモネの咲く春にの3曲が特にイイです。
イントロだけならバイシクルレースがかっこいい。

それにしても前にゴッチの弾き語りを観に行った時にやっていた1.2.3.4.5.6. Babyがまさかアルバム曲になっているとは驚いた(笑)


ELIXIR(初回限定盤)(DVD付)/キングレコード
¥2,100
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★★★


フォゲミの新譜。

デビュー当初の勢いから比較すると少し物足りないが、ラストのUntitledという曲は名曲。

エリクサーといえば、ファイファン(ファイナルファンタジー)を思い出すのは自分だけだろうか?



MASH UP THE WORLD/日本クラウン
¥2,500
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★★★


狼さんたちの新譜。

distanceはダンスチューンとしてもロックチューンとしても活きる曲。

こういうのは珍しい。ちょっとニュアンスが違うけれど、テナーのKiller Tune的な位置づけができる。

NIRVANAのコピーもマンウィズらしさが出ていてかっこよろしい。


ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN CO.../KRE
¥3,059
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★★★☆


ナノムゲン常連さんに加えてCigavettesの曲が入っていたのが個人的にはすごく嬉しい。

サプライズ人事による入閣、そんな大袈裟な表現が適切なほど。

そして何よりアジカンの夜を越えて。素直に染みてくる曲です。このコンピCDでしか聴けないので必聴。



Silver Sun/ERJ
¥2,800
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★★☆

ナッシングスのメジャー移籍後初のアルバムリリース。
意図されているわけではないと思う(と信じている)が、音がメジャー寄りになっている。
その良し悪しはさておき、1stで魅せたIsolationやNovember15thのようなキラーチューンが見当たらないのは残念。
全体的に美メロで仕上がっており、聴いていて心地は良いが、う~ん。
全く個人の願望でしかないですが、初期の衝動のような音が聴きたいです。


坩堝の電圧(るつぼのぼるつ)(初回限定盤B:DVD付き)/ビクターエンタテインメント
¥3,400
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★★★★


凄いアルバムを作ってしまいましたね、くるり。

ロックであり、ポップスであり、ブルースであり、クラシックでもある。

これだけの要素を一枚のアルバムに詰め込み、尚且つそれが不自然でない、そんなアルバムは滅多にお目にかかれない。

僕自身、くるりの大ファンというわけではないが、このアルバムはすげぇ。


アルバムの大半は前半においしい曲が配置される傾向にあると思ってるんですが、坩堝の電圧では後半に粋な曲が隠れています。

ブルースからポップスに化けていく「bumblebee」、エレクトリックな曲の中にスウェーデンのロックバンドであるHivesバリのリフが映える「jumbo」、アコギで聴かせてくれる「沈丁花」、ピアノとクラシック楽器を中心の演奏に岸田さんの生の声が吹き込まれている「のぞみ1号」、くるりの過去と現在と未来が集約されている「glory days」。



ENTERTAINMENT 初回版(CD+DVD)/トイズファクトリー
¥4,200
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★★★☆


世界の終わり、メジャー1stアルバム。

今までちょこちょこと出してきたものがギュッと集約されているので、これまでのセカオワのベスト盤のような贅沢な内容です。
なので前から聴いていた人には特に新鮮さはないですが、これから世界の終わりを聴くという人にはこれ以上ないアルバムです。

Force(通常盤)/ワーナーミュージック・ジャパン
¥2,980
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★★★


Superfly、4枚目のアルバム。

もう4枚目ですか。めちゃめちゃ早いですね。


いつも思うのですが、Superflyのアルバムは非常にバランスが良い。

Superfly節が響く曲(今作でいうところの「輝く月のように」)、ロックナンバー、バラード。

この3つが常に聴けるという安心感。今作も例外ではなかった。


バラードに関してはいつものそれより少し劣る気がしなくもないが、全体的に良いアルバムです。


リヴスコール(初回限定盤)(DVD付)/ビクターエンタテインメント
¥3,500
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★★★


捨て曲がない代わりにパンチのある曲も少ない。

というのが素直な感想ではあるが、捨て曲のないアルバムを作ること自体がまずすごい事。

まだ聴き込めていないので今年いっぱい、ゆっくり聴いていこうと思う。


ちなみにバックホーンの曲では「サニー」、「コバルトブルー」、「罠」の3大巨頭にバラード方面で「美しい名前」が迫り寄る。というのが僕のバックホーン図であります。