- 読書の秋。
なぜかノリで1Q84も買ってしまったので当分は読む本に困りません。
オススメの小説ない?と聞いてくれる人は大抵伊坂と東野圭吾を読んでます。
最近の発見です。
- NINKU ―忍空― 1 (集英社文庫―コミック版 (き17-1))/桐山 光侍
- ¥630
- Amazon.co.jp
- ★★★☆
忍空がNARUTOに圧倒的に優っているのはシンプルであるということ。
これに尽きると思う。
黄純と大蛇丸がどことなく似てるのは、岸本さんが桐山さんに影響を受けている証拠なのか?笑
- かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1)/リチャード・バック
- ¥500
- Amazon.co.jp
- ★★☆
いかにも日本的な古臭い考えを一蹴してくれる一羽のカモメ、ジョナサン・リヴィングストン。
飛ぶことを追求し、飛ぶことにその生涯を捧げる。
世界中がジョナサン人間で溢れればたちまちこの世はカオスとなるだろう。
しかし、そういう個性を認めていく社会を目指すという点で全ての人が人生のどこかで真剣に考えなければならない問題。
成長・能力向上のためにどういうスタンスで毎日を過ごすべきかを永遠と説いたのはチーズはどこへ消えた?。
それより生きることにもっともっと根源的なアプローチをしたのがかもめのジョナサン。
- 十三人の刺客 通常版 [DVD]/役所広司,山田孝之,伊勢谷友介
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
- ★★★★
相変わらず暇を持て余した老人夫婦でまぁまぁの賑わいをみせる。
そんな中、僕の指定席でゆらり2本立てを楽しむ。
1本目は往年の名作のリメイク。
いぶし銀を集め、暗くもド迫力に描くあたりはさすが三池監督。
本格アクションに諸葛亮的な頭脳プレイが絡み合い、ものすごく自分好みである。
そして山田孝之はかっこええ映画俳優である。
- 太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男- スタンダードエディション [DVD]/竹野内 豊,Sean McGowan,井上真央
- ¥3,675
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- ★★★
太平島戦争末期、サイパン島のタッポーチョ山で孤独奮闘する日本軍が居た。
米軍からフォックスを畏怖されたオオバ大尉を演じるのは竹野内豊。
これは実録フィクションであり、つまりはほとんどがノンフィクションといってよい。
なのでストーリーがどうとか、描き方がどうとか、真実を経験していない自分には言えない。
ただ、太平島戦争のサイドストーリー(この表現は適切ではないけど)を知るために子どもたちにオススメしたい作品であることは確かである。
- フィッシュストーリー (新潮文庫)/伊坂 幸太郎
- ¥540
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- ★★★★★
1位 オーデュボンの祈り
2位 砂漠
3位 フィッシュストーリー
・・・ゴールデンスランバー、重力ピエロ、ラッシュライフ。
どれだけフィッシュストーリーが良かったかが伝わるでしょ?笑
短編4作、「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」
どれも素晴らしく甲乙つけがたいけど、敢えて言うならサクリファイスが抜けていた。
あれを伊坂ワールドというのか黒澤ワールドというのかわからないが、完全に一冊を本を読んだ気になる。
激ススメ作品です。
- 哲学のえほん/植村 光雄
- ¥945
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- ★★★★
哲学書といっても中学生でも理解できるぐらいやさしく書かれたえほん。
プラトン先生の「イデア」/デカルトくんの「われ思う、ゆえにわれあり」/カントさんの「自由」/マルクスくんの「労働からの疎外」/サルトル氏の「実存は本質に先立つ」
どれも超絶にわかりやすいが、プラトンのイデア論だけをとっても買って読む価値アリ。
- すいすい簿記マンガみてGO!日商2級商業簿記/福島 三千代
- ¥903
- Amazon.co.jp
- ★★★
3級がちゃんと理解できていれば概ね問題なし。
各章での導入のマンガが理解を深めてくれる。
そろそろ取らないと。
- ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち [DVD]/出演者不明
- ¥4,725
- Amazon.co.jp
- ★★★☆
王女ビビとの出会い、クロコダイルとの死闘。
ワンピースの醍醐味を語る上で欠かせないのは“仲間の絆”だと思う。
昔から正義を追求するアニメは多いが、ここまで仲間の絆を大きく描いた作品は少ない。
このエピソードオブアラバスタも例外ではない。
最終的にビビは連れ添う仲間にならないけれど、他ならぬ重要な仲間として認識すべきだろう。
天空高く舞い上がり、多くの人を救ったベルは最高にかっこよかった。
犠牲を美とするのはどうなんだろうと思う反面、そう思ってしまうものはしかたない。
- ソラニン スタンダード・エディション [DVD]/宮崎あおい,高良健吾,桐谷健太
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
- ★★★★☆
安直な青春をベースに苦しみながらも前を向く若者たち。
種田と芽衣子さんのふんわり具合がたまらない。
劇中、宮崎あおいのかわいさは炎上する。
音楽で人は変わる。
- アンフェア the movie [DVD]/篠原涼子
- ¥4,935
- Amazon.co.jp
- ★★☆
アンフェアはドラマでは見ていなかった。
そんなアンフェアな状態で見たものの、なかなか面白い。
病院に立てこもるテロリストを篠原涼子演じる雪平単身で乗り込んでいく話に警察の不正問題が絡む。
映画全体の作りや雰囲気は好きだが、結局誰が事件を解決したのか、回収されない伏線等々いまいち最後は腑に落ちない。
TVで見たから良かったものの、これを映画館でお金を払って見ていたとしたら実にアンフェアだろう。