- 読んだ、見た順番にご紹介。
小説読んでないなー
ってことと、
王道(とゆーか本当に読みたいモノ)を避けて中途半端な満足しかできてないなー
ってこと。
まぁ自分の性格上、鉄板を見て満足すればそれはそれで満足にはならんのかも。
とか思ったり。
- グーグル100%利用術 (朝日文庫 (あ4-112))/朝日新聞社
- ¥588
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- 3年ぐらいに買ったものなんで完全に時代遅れ。
- Googleをあまり知らない人なら今読んでも斬新かもしれないが、ある程度Googleの多種多様なサービスに触れてる人には無用の本(もしくは知ったところで使う機会がないと思われる内容も多々あり)。
- 給与明細は謎だらけ (光文社新書)/三木義一
- ¥798
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母校の法学部の税法の教授が執筆した本。
直接授業を受けたことはないが、税法の世界では有名な先生である。
内容はというと、タイトル通り給与に関して主に所得税の観点から書かれている。
(それに留まらず年金、相続などについても記載されている)
様々な制度やルールをそれができたプロセスまで記述してあるので納得がしやすく、
具体的な例を上げているため読む気が起こり、
現在の問題点と改善点まで触れている。この3点が揃っている本は稀有。
誰しもが避けて通れない道であり、もしくは避けると損してしまう道でもある。
オススメしたい一冊。
個人的にはマーカーを引いた箇所だけでも年に一度は見直したい。
- 生きるヒント〈2〉―いまの自分を信じるための12章 (角川文庫)/五木 寛之
- ¥420
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嫌なことばかり考えてしまう自分に嫌気が差した時には生きるヒントを読む。
五木さんは人生や生活の本質をポジティブに捉えて文章にする天才である。
シリーズ1に比べるとややその質には見劣りするが、それでも素晴らしい。
否が応でも今の世の中は批判で溢れている。新聞、雑誌、TV・・・。
それが日本人の特性なのか、今の社会が悪いのか。
もちろん批判は大切。しかし何かを認めたり、前を向くことはもっと大切なこと。
とは言え、僕のように弱い人間はまた人の嫌なことを考えてしまう。
そんな時はまた手に取りたい。
- 人のセックスを笑うな(スマイルBEST) [DVD]/永作博美,松山ケンイチ蒼井優,忍成修吾
- ¥2,380
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19歳の男子学生と39歳の美術専門学校の講師のユリ(既婚)の少し変わった恋愛小説。
一般的な考えでいけばこういうのはタブーな恋愛。
ただ、これが本当の恋愛というものなのかもしれないと思わせてくれる不思議な作品。
松山ケンイチと永作博美の自然体すぎる演技がそれに拍車をかけているのかもしれない。
王道の恋愛モノではないが、よくよく考えてみれば王道の恋愛モノこそちゃんちゃらおかしいはずだ。
- バーン・アフター・リーディング [DVD]/ブラッド・ピット,ジョージ・クルーニー,フランシス・マクドーマンド
- ¥3,990
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こういう映画をクライムコメディ(ブラックコメディ)と言うらしい。
次々に起こる事件そのものは殺人であったり、国家機密であったりと深刻な一方でその中で絶妙なコメディが繰り広げられる。
内容としては悪くはないが、んー全てが中途半端な気がする。
ブラピにジョジクルを起用してこれではちょっとな~。
- パプリカ [DVD]/古谷徹,林原めぐみ
- ¥4,980
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某友人がオススメしていた今敏監督のアニメーション作品。
感想としてはおもしろさが感じられなかったという残念な結果に。
“深いアニメ”
一言で表現するならこんなとこだろう。
ただ、僕はアニメに深さは求めていないようであまり良い印象を持てなかった。
正確に言うと、深いアニメが嫌いなのではなくて、はなから深いアニメが好きではないのである。
例えば時をかける少女、これは作りはシンプルで爽やか。しかし結果、色々と考えさせられる。
こういうものを求めている。
- ベロニカは死ぬことにした [DVD]/真木よう子,イ・ワン,風吹ジュン
- ¥4,935
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最高に怪しい映画。いつもこういうのばかり見てしまう(笑)
自殺を図り、目が覚めると奇妙なサナトリウム(診療所)に自分が居る。
そこにいる患者たち、ドクターやナースまでもが気が狂っている。
人間の幸せって何なんだろうと何のしがらみもなく考える。
そういう舞台設定やメッセージはいいんだが、如何せん映画のつくりが悪い気がする。
真木よう子の素晴らしい肉体を目にできること以外は見てもどーかと思う作品。
出来ればパウロ・コエーリョの原作で読みたい。
- 新しい労働社会―雇用システムの再構築へ (岩波新書)/濱口 桂一郎
- ¥735
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序盤は良かったが、中盤から自分の頭が付いていかない。労働法ゼミの名が泣く。
かなり詳しいところまで正確に記載されているので法学、もしくは相当この分野に詳しくないと読むのは辛いんじゃないかと思う。
理解できる範囲では指摘している問題点や改善点は十分読む価値があるので、
何とか簡易版としてリニューアルされないものか。
- 夜回り先生のねがい/水谷 修
- ¥1,470
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初めて夜回り先生を知ったのは高校生の時。
大学1回生の時には講演会にも行った。
尊敬する人物を聞かれたら水谷先生の名前を挙げさせてもらっていた。
夜回り先生が何者かはもはや説明不要だと思うので敢えて詳細には触れない。
本書はいつもながら自身が体験した話(もちろん実話)をいくつか紹介する形式をとる。
そのエピソードのタイプはドラッグ、援助交際など非行に走る少年少女が主である。
一点、今まではとは変わっているのは水谷先生の考え方。
今までは子どもが非行に走るのは親の責任であるという一貫した信念があった。
(もちろん、ただそれだけというわけでおっしゃってるわけではなかいです)
思えば親と子どもを離す、というのは彼の得意技であった。
しかし、数多くの経験をされる中で、(これまたざっくりであるが)親も深い哀しみを抱えているという一つの結論に辿り着いたよう。そんなことも含まれての内容なので今まで以上に深い。
2時間もあれば楽々読める分量なので夜回り先生に触れたことのない方には是非オススメしたい。
- GIANT KILLING(1) (モーニングKC)/ツジトモ
- ¥570
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サッカーマンガと言えばキャプテン翼を超えるものはないはずである。
それはジャイキリを読んだ今でも不動のモノであるが、キャプテン翼では味わえない大人のおもしろさがこの漫画には詰まっている。
単純にゴールやテクニックにスポットを当てるわけではなく、チーム全体にスポットが当たっている。
なんたって主人公は監督なわけで。
最初はこの設定を聞いて、絶対おもしろくないと思ったのは僕だけではないはず。
見事に期待を裏切ってくれます!断言してもいいでしょう。
いちいちかっこええ個性たっぷりなタツミ監督、彼の放つ言葉や行動は単にかっこええだけだけではなく、本質をついている。サッカーに限らず、サラリーマンに置き換えたって成り立つからすごい。
『Giant Killingに学ぶマネジメント論!』みたいな本が出るのは時間の問題だろう。
現在19巻を愛読中。今後も楽しみです。