京都大作戦2011~今年も楽しむ覚悟でいらっ祭!~
今年も夏が始まりました。
先週末は忙殺の最中、京都大作戦に参戦。
大作戦は今年で4年目の開催になるんですが、毎年行けずについに念願叶いました。
(0年目) 台風で中止
1年目 チケット取れず
2年目 チケット取れず、でも諦めきれずボランティアスタッフとして参加
3年目 配属先がどこになるかわからず断念
結論から言うと、めちゃめちゃ楽しんだ末、全身の皮膚がダメージを受けて会社で笑い者になったけど、別に全く後悔してませんよ?という心境。
サークルの後輩sと参戦したんですが、わざわざ関東から来るなんざ物好きやなー。
と、同時に感謝です。
こうやって卒業しても一緒に楽しめるのって素晴らしいことと思った。
さて、前置きはこんなもんにしてライブレポです。
あ、ちなみに参戦したのは初日7/9(土)のみ。
源氏ノ舞台(メインステージ)しか見れなかったんですが、牛若ノ舞台(サブステージ的な)も観たかったなー。
今や若手の登竜門みたいになってて、実際ここに出て火がついた(とゆーか、ポテンシャルを10フィが導いたといった方が正確?)バンドも多いしね。
・ロットングラフティー
間違いなく京都大作戦のトップバッターとして君臨すべきバンド。
京都MUSEで10フィのツアーファイナルで対バンしてたのをこの目この耳で感じたので、常に10フィとセットで考えてしまいます。
しょっぱなからぶちかましてくれました。
ロックでオペラでヒップホップな他にない色を持つバンド。
一番好きなマンダーラも聴けて大満足。
大作戦は壮大な幕開けになりました。
・THE BACK HORN
最近になってようやくハマりだしたバンド。
コバルトブルーのイントロを聴いた瞬間から世界中に花束をで瞑想するまで多分瞬きしてないんじゃないかと思うぐらい釘付け。
こんな快晴の日にはやらんわけにはいかんでしょ。サニーも絶好調。
こういうバンドにこそ日本のロックを背負っていってほしい。
・フラワーカンパニーズ
バクホンでも疲れとじりじりとくる暑さにやられたのでケロッピ-のシートで陣取った丘から遠く盛り上がる。
元少年の歌は染みるね~
深夜高速は何だかんだで絶対に欠かせない。
おっさんたちは元気でした。バリアフリーのMCもおもろかった(笑)
・ACIDMAN
下手すれば一番ライブで見てるかもしれないACIDMAN。
それぐらいどこにでも現れ、どこにおいても冷静且つ情熱的にライブを行う。
鉄人、もしくはミスターパーフェクトの称号が似合うバンド。
今回のセットリストは最初と最後以外はあまり好みではなかったけど、それでも感動させてくれるから。
・難波章浩 -AKIHIRO NAMBA-
日本のパンクロックのパイオニア的存在がついに京都の舞台の上がる。
MCはめちゃめちゃチャラいけど、まるで少年のように素で生きてはるんやなーと羨ましくなった。
一曲目にまさかのCALIFORNIA DREAMIN'!
STAY GOLD が鳴った時には、あー伝説を見てるんやなーと。
丘から人が駆け降り、後方待機してた人もわれ先にとダッシュしていく。
たった2分そこそこの曲に会場が一つになる。STAY GOLDと難波章浩の影響力のデカさを改めて感じた瞬間。
・MINMI
失礼ながらこの時間は会場をぶらり。
恒例のタオル回しだけ参加させてもらいました。
MINMIはこのフェスに一見場違いのようで全然そんなことないんですよね。
何の迷いもなく盛り上げて、実際にかなりすげー盛り上がりになる。
・サンボマスター
こんなかっこいいデブがいていいのか?
笑いあり、涙あり。人間らしさがおもっくそ伝わってきた。
山口さん、福島にも届いたと思うよ。
・10-FEET
そして伝説へのSEで登場する10-FEETの3人。
既にこの時点で伝説になってるんですけどね。どこまで行くんだろ、この3人は。
1secで頭も身体も全てから解放された。
密かに期待してた難波さんとのコラボも実現。
しかし本日2度目のSTAY GOLDが聴けるとは完全に想定外。
イントロが鳴った瞬間に何かの勘違いだと思ったぐらい。会場は今日イチの盛り上がり。
ACIDMAN同様、セットリスト自体は満たされるものではなかったけど、心は十分に満ちた。
それが10-FEETのすごいところであり、京都大作戦のすごいところである。
京都大作戦は他のフェスと違って、何とも言えない雰囲気を味わえる。
それは10-FEETというバンド主催のフェスであるということが大きい理由になっていて、アーティスト、スタッフ、オーディエンス全員でこの大作戦を成功させようと必死になる。
ちょっとニュアンスが違うかもしれんけど、例えば高校の文化祭を学校側が主催しているのが普通のフェスで、生徒たちが主催しているのが京都大作戦。
何か作られたものの上で楽しむんじゃなくて、自分たちで作って感じて楽しもうという心意気。
もちろん、フェスが運営できてるのは多くの裏方さんたちの努力の賜物なわけで用意された土台の上で楽しませてもらってることにはかわりないんやけど。まぁあくまで目に見えないイメージ的な考え。
サンボ山口さんや10フィが毎年MCで言ってることを踏まえてやけど、
このフェスだけでは何かが変わるわけじゃなくて、このフェスをきっかけにどう変えていけるか。
ここでもらった勇気とか優しさとか感動とかを僕ら一人一人が明日から何に繋げるか。
すぐに形になるものもあればそうじゃないものもあるやろうから、掴みどころのない話ではある。
それでもこのフェスに関わった何千何万人という人たちが何かを感じて一歩でも二歩でも前に進み出す勇気に変えることができるとすれば、それはすごいことやと思う。
感動で終わらせるにはなんと勿体無いフェスなわけです。
僕もただ楽しんでただ感動して終わってしまうようなことにはしません。
次は来年なんか数年先なんかわからんけど、また必ず参戦させてもらいます。
ありがとうございました。色んな人へ。
@セットリスト
ロットングラフティー
01.IMPOSSIBLE IZ NOTHING
02.This world
03.切り札
04.響く都
05.銀色スターリー
06.零戦SOUNDSYSTEM
07.マンダーラ ★
THE BACK HORN
01.コバルトブルー
02.戦う君よ
03.白夜
04.涙がこぼれたら
05.サニー ★
06.無限の荒野
07.世界中に花束を
フラカン
01.恋をしましょう
02.チェスト
03.元少年の歌 ★
04.深夜高速
05.ラララで続け!
06.真冬の盆踊り
ACIDMAN
SE.最後の国
01.world symphony
02.ONE DAY
03.River
04.赤燈
05.アルマ
06.ある証明 ★
難波章浩 -AKIHIRO NAMBA-
01.CALIFORNIA DREAMIN'
02.MY WAY
03.JUMP!JUMP!!JUMP!!!
04.PUNK ROCK THROUGH THE NIGHT
05.STAY GOLD ★
06.ONE MORE TIME
07.WAITNG FOR YOU
08.TAKE ME HOME,COUNTRY ROADS
09.未来へ~It's your future~
10.TURNIG BACK
サンボマスター
01.青春狂奏曲
02.世界をかえさせておくれよ
03.I LOVE YOU I NEED YOU ふくしま ★
04.そのぬくもりに用がある
05.世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
06.できっこないを やらなくちゃ
10-FEET
SEそして伝説へ・・・
01.hammer ska
02.1sec ★
03.super stomper
04.New Life(with難波章浩)
05.STAY GOLD(with難波章浩)
06.2% (with若旦那)
07.LOODY
08.4REST
EN
09.SHOES
10.VIBES BY VIBES
★・・・各バンドのベストトラック