こんな時、言葉は無力だ。
けど、書きます。
被災地での死者・行方不明者の数は増え続ける中、
関西では何食わぬ顔で一週間の幕が明けた。
この状況に僕自身、いまいち腑に落ちないところがあるけれど、
だからといって自分を含め誰も批判することはないし、その必要もない。
色んな情報が錯乱していて、何が真実はわからないのもまた現実だ。
メディアリテラシーがある程度身についている人ばかりでもないわけで、
もう単純に批判とかしてる場合ではない。助け教え合おう。
例えば今現地に駆けつけること、物資を個人で直接送ること、
全て良かれと思ってやったことが救助の妨げになる。
チェーンメールは真偽を確かめよう。それで間違っていたりするなら仕方ない。
関西にて節電に協力して下さいというメールを回した多くの人に何の罪もない。
昨日は空が味方してくれた。状況は少しは上向いただろうか?
ギター片手に庭に出て、弾き歌った男がいた。
声は届かないが、全力で歌った、弾いた。弦は今にも切れそうだ。
想いは届いただろうか?
福島の南相馬市にいるサークルの後輩は大丈夫だろうか?
生きていますという連絡は非常に力強かった。
人間ってこうも強いものかと思わされた。
それから連絡は途切れたが、きっと彼は大丈夫だろう。
また必ず会おう。
原発で全力で作業に当たられている方、
人命救助に奔走されているレスキューの方、
本当に敬意を表します。どうか頑張って下さい。
一人でも多くの命が救われることを祈っています。