救いの一報と多くの悲しみ | Looking Back , Moving Forward

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前に進むために振り返ります。冷静に情熱的に。日常のこと、旅行記、競馬、映画、ドラマ、レビューなど欲張って書いてます。

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福島にいる後輩が無事だった。

屋内退避の令が下る直前に家を出て親戚の住む新潟へ向かったそうで、今は何ともないみたい。
本当に良かった・・・。またいつか会える。

とは言え、何千、恐らく何万という犠牲者が出ていることに目を瞑るわけにはいかない。
後輩は助かり、何となく自分の中で安心した気持ちが芽生えるけれど、
多くの人はこれと逆の知らせを受けているわけで、その数、何千何万。恐ろしい。

犠牲者は大きな数の分母で括られ、その数字が大きくなる度に悲しくなるが、本当はそんな簡単なものじゃなくて、とてつも大きな悲しみが数え切れないほどあるということなんだと思う。
人が一人亡くなると何人の人が悲しみに暮れるだろう?


昨日、京都高島屋の前に10-FEETのTAKUMAさんが来ていた。ストリート弾き語り。

唄を歌い、義援金を募るという企画。

SANISAI主催の企画なのであくまでゲストだったので、「RIVER」と「風」の2曲だけだったが、
非常に力強かった。被災地まで確実に届いている。

僕が勇気をもらってる場合じゃないけど、もらったもんは仕方ない。血肉として還元していくのみ。

とりあえずは今できることとして募金をしました。

東北地震をきっかけにTAKUMAさんの弾き語り聞けたり握手できたりしたのが何とも皮肉だが、そんなことを言ってる時間はない。前を向いて。

謹慎とか不謹慎とかいう問題もあるけど、今は行動力とかスピードが大事。
TAKUMAさんの言葉を忘れぬ。