レビュー8 | Looking Back , Moving Forward

Looking Back , Moving Forward

前に進むために振り返ります。冷静に情熱的に。日常のこと、旅行記、競馬、映画、ドラマ、レビューなど欲張って書いてます。

チーズはどこへ消えた?/スペンサー ジョンソン
¥880
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★★★☆
数年前、一世を風靡した本。
ネズミと小人のシンプルな物語から生きる姿勢を学ぶ内容になっている。
ここでのチーズとは簡単に言えば幸せになれるもの。
このチーズは今のぬるま湯に浸かっていてはいつか消えていく。
だから常に変化を予期・探知し、その変化に素早く対応しよう。
変わるのには勇気がいるが、その変化を楽しもう。そうすれば新しいチーズが手に入る。
そういったメッセージが凝縮されています。
なかなかいいんじゃないでしょうか。
変わることが必ずしも良いわけではないけれど、変わらないとは例えば古い体質の会社と同じ。
薄い本の割に読むのがハードだったりするが、一度は読んで損はしないと思う。


経営の大局をつかむ会計 健全な”ドンブリ勘定”のすすめ (光文社新書)/山根 節
¥735
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★★★☆
いつも言ってる気がするが、この手の本は見極めが難しい。
この本に関しては具体例を示し、それをきちんと会計的な目線で解説されているのですごくタメになる。
とは言え、やはり難解なとこも多いのでタイトルでも推奨されている通り、この本も適度に流して読んで良しと思う。
会計の知識(というか視点)が無ければ経営はうまくいかないわけです。


経理の仕事が面白いほどわかる本 基本編―知りたいことがすぐわかる (知りたいことがすぐわかる)/アクト経理研究グループ
¥1,155
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★★☆

眉唾ものと言えばそうだが、きちんと説明はされているので決して手抜きな本ではない。
むしろタイトルに反して普通に難しいので入門書として適切かどうかは謎。
ある程度簿記の知識がある人にオススメ。
経理の僕が読んでもわからないことの方が多かった気が・・・笑


蛇にピアス (集英社文庫)/金原 ひとみ
¥400
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★★★
蹴りたい背中の陰に隠れていた感はあるが、名前ぐらいは誰しも聞き覚えがあるはず。
2003年芥川賞の受賞作。
末尾の解説は村上龍、と言えば大体どんな作品なのか村上作を読んだことがある人ならわかるはず。
完全なるアウトロー小説。タトゥーとかスプリットタン(舌を切って2つに分かれさせること)が話題にあがる。
今時はこういうのが芥川賞なのかと読後にまず感じた。
スプリットタンに憧れた若い女性(ルイ)とその彼氏(アマ)、そして刺青を彫ってくれる店の店主(シバさん)ぐらいしか登場する人物はいないし、スピーディーに話が流れるわけでもない。
最終的に形に見える結果に至るわけでもない。読者の捉え方の自由が存分に保障されている。

棚から哲学 (文春文庫)/土屋 賢二
¥530
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★★★☆

徐々に飽きてくることは間違いないが、大学教授土屋先生が自虐ネタを交えながら日常生活を綴った本。
思わず笑ってしまうコラムの数々が収録されている本書は僕にとって非常に新鮮だった。
パターンは同じだがこういうおもしろい文章が書ければいいなーと思わず著者のことが羨ましくなってくる。
末尾の解説には土屋教授の母親が執筆している。これがまた思わず笑ってしまう。
肝心の哲学的要素はどこにあるのかわからない内に読み終えてしまうが、
日常生活に疑問符を投げかけることこそ哲学である。と、信じて止まない僕としては十分な哲学書だ。


iPhoneとっておきのワザ108 (朝日文庫)/著者不明
¥693
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★★★☆

本屋でiPhoneコーナーが出来ていることに驚いた。
解説書やアプリを紹介しているもの(中には一つのアプリに特化した本まで出ていて驚かされた)がズラリと並ぶ。
どれも一長一短あり、じゃあどれか適当に買おう!と思うには高すぎる。
そんな時は本書を読むことをオススメします。文庫本サイズ(ゆえに値段も安い)である程度の使い方や情報が網羅されています。
(iPhoneをあるレベル以上に使いこなしてる人には物足りないと思うのでご注意を)

リアル 1 (Young jump comics)/井上 雄彦
¥620
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★★★☆
障害バスケってどんなんやろ・・・
そんな先入観を持ってずっと読まなかったリアルをついに読みました。
結果、自分の先入観ほどアテにならないものはないと確信しました。笑
おもろいぞー!!
スラダンのような派手さこそないけど、試合以外のシーンが多いこともあってスラダンとまた違う味が出てます。
とりあえずまだ3巻までしか読んでないですが、ゆっくり読み進めていこうと思う。

僕はビートルズ(1) (モーニングKC)/かわぐち かいじ
¥560
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★★★★
ビートルズのコピーバンドがビートルズがデビューする前にタイムスリップ。
ここまではよくある流れ。
この漫画の発想はここからが面白い。
自らがビートルズの曲を自分の曲として発表。当然ビートルズは同じ曲を発表できるわけがない。
世界中誰もが聞いたことのないビートルズの新曲を聞きたくないか?
その手があったか。いやー秀逸。
ビートルズ好きにはたまらない。

ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンKC)/幸村 誠
¥590
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★★★☆

最近は本当に面白いというか深い漫画が多いですなー
世界史をある程度学んだことのある人はノルマンディーと聞けば海賊をイメージするんじゃないでしょうか。
僕もそこら辺は詳しくないんですが、その時代の歴史を舞台としている漫画です。
但し決して歴史漫画ではないし、かと言ってワンピース的なものでもない。
ワンピースが幅広い世代に読まれていることを考えたら矛盾するけど、大人版ワンピースといったとこ?
とにかく無性に面白い。

龍が如く 劇場版 通常版 [DVD]/北村一輝.岸谷五朗.塩谷瞬.サエコ.夏緒.加藤晴彦.高岡早紀.哀川翔.コン・ユ.ほか
¥3,990
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★★☆

たまにはこういう映画でストレス解消したい。
内容についてはここで説明するほどのものでもないので割愛しますが、
ゲームのヒットで今ではあまりにも有名、龍が如くの劇場版です。
アウトローも北村一輝も好きな僕としては満足の一作でしたが、この手に興味がない人は特に・・・。笑
ちなみに岸谷五朗のぶっ飛び具合がハンパないです。笑