長いようで一瞬で過ぎ去った車掌研修が終わりました。
電車にも車掌業にも興味はなく、それは今でもそんなに変わらないけど、
人の命を預かる仕事のやりがい、責任感、緊張感をリアルに体感することができました。
最後に担当した電車でいよいよ到着が近付いた時、
指導員の方の「もうすぐ終わりやな~」という一声で何かこみ上げてくるものがありました。
決して楽な研修ではなかったし、今でも忘れらない6日目が転機。
車内アナウンスの出来がものすごく悪くて、色んなことを忘れたりうまくいかずどんくさかった。
帰り道、悔し涙。(が、出かかった)
必死に勉強した甲斐あって次の勤務では何とか形になった。
でも最終日、一番最後の担当だけはラッシュ時ということもあってうまくいかなかった。
指導員は「ラッシュ時はパターンが不規則になるから仕方ないし、みんなそうなんや」
って言うてくれはったけど、それでも悔しい。今でもやっぱ。
頑張ったからって必ず結果に出るわけじゃない。
評価されるわけでもない。
誰かが見ててくれるってよく言うけど、それも不確かなもんだし、そもそも予め期待すべきもんだもない。
返ってくる一番確かなもんは自分の中にあるんだなーって。
結果から逃げたらあかんけど、自分の中にある返ってきたもんも大切にしたい。