【自宅でできるパズル・アナログゲーム7 ハーツ】
お子さんが自宅にいる時間の増える今だからこそ紹介したいパズル・アナログゲームの第7弾です。今回は、昔のウィンドウズに標準搭載されていて名前だけは聞いたことがある人も多い「ハーツ」です。
【ハートを押し付けあう駆け引きが楽しめる】
必要なもの トランプ一組(ジョーカーは使いません)
人数 3人から6人(できれば4人が望ましい)
年齢 未就学のお子さんには難しいかも。
時間 20分くらい
ハーツはトリックテイキング系に分類されるゲームです。1回に1枚ずつ、ルールに従ってカードを出します。これを13回繰り返します。自分の手元にあるハートを他人に押し付け、失点を少なくすることを目指すゲームです。ハートは1枚につきマイナス1点ですが、スペードのクイーンがえぐくて、こちらを押し付けられてしまうと一撃でマイナス13点になってしまいます。スペードのクイーンを押し付けられないように毎回考えながらカードを出す順番を決めなければならず、駆け引きがたまらないゲームです。
詳しいルールは、こちらをご参照ください。
http://abrahamcow.hatenablog.com/entry/2015/01/08/014215
昨日からルールをわかりやすく書こうと思ったのですが、長くなってしまうので諦めました。上に貼ったリンクでも、文章を読んだだけだとわかりにくいと思いますが、ぜひウィンドウズやスマホでハーツのアプリをダウンロードして何回かやってみてください。すぐに要領をつかみ、文章で読むほど難しく感じないはずです。
なんでそんな複雑そうなゲームを取り上げるかというと、トリックテイキングの入門にもってこいだからです。世の中のトランプ、ボードゲームは、トリックテイキング系に分類されるものがめちゃくちゃ多いです。日本だとナポレオン、青森で世界大会もあるゴニンカンといったゲームが有名で、ビルゲイツが愛するコントラクトブリッジは、カードゲームの最高峰とも言われています。五本のきゅうりなどのボードゲームもトリックテイキングです。ハーツは個人戦で決まりごとが少なく、トリックテイキング独特のルールを覚えるのにもってこいで、1個覚えておけばさらに奥深い世界へつながっていきます。じっくり考えるゲームが好きな方にはおすすめです。