【自宅でできるパズル・アナログゲーム5 マンカラ】
お子さんが自宅にいる時間の増える今だからこそ紹介したいパズル・アナログゲームの第五弾です。今回は、児童館・学童保育所に置いてあることの多いマンカラです。
【木のボードとおはじきが温かみを感じる伝統ゲーム】
必要なもの マンカラのセット(アマゾンやボードゲームショップで購入できます)
人数 2人
時間 10分くらい
年齢 数が数えられれば未就学のお子さんでもできます
マンカラは、写真のような木のボードと、おはじきを使うシンプルながら駆け引きのあるボードゲームです。おはじきの色には大した意味はなく、どの色のものも同じものとして扱います。
ボードには小さなポケット12個と大きなポケットが2つあります。手前の小さなポケット6個が自分の陣地、奥の小さなポケット6個が相手の陣地だと思ってください。一定の規則にしたがって、おはじきを移動し、自分の陣地のおはじきを先に全部なくした方の勝利です。
自分の番のときは、自分の陣地の好きなポケットのおはじきを移動させることができます。2枚目の写真では、おはじきが3つ入っています。この場合、1つ先のポケットにおはじきを1つ、2つ先のポケットに1つ、3つ先のポケットに1つ移動させます。通常は1回ごとに交代しますが、一番遠くのおはじきが移動した先が大きなポケットだった場合に限って、もう一回続けてプレイすることができます。
文章を読んだだけではイメージをつかみにくいと思いますので、こちらのルール紹介の動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=GQuHyJ7Jugg
誰でもできるうえに計算や先読みの練習になり、上手くやると連続で何回もプレイできることもあり、一部の学童で人気が高いようです。
【ボードゲーム好きにはカラハがおすすめ】
さて、これまでマンカラベーシックと呼ばれる基本ルールを紹介しましたが、カラハというバリエーションもあります。こちらは自分から見て右側の大きなポケットに多くのおはじきを集めた方が勝ちになり、ゲームの目標が変わります。さらに相手のおはじきを横取りできるルールが追加されています。この横取りのルールが加わることで、がぜん本格的なボードゲーム感が増します。ボードゲーム好きの大人は、カラハが楽しめると思います。
小さいお子さんには基本ルール、大人にはカラハがおすすめです。