

こんな野次だったら、頭にはこなかった?
アーピー、イーピー、ウーピー、エーピー、オーピー
カーピー、キーピー、クーピー、ケーピー、コーピー
サーピー、シーピー、スーピー、セーピー、ソーピー
ターピー、チーピー、ツーピー、テーピー、トーピー
ナーピー、ニーピー、ヌーピー、ネーピー、ノーピー
ハーピー、ヒーピー、フーピー、ヘーピー、ホーピー
マーピー、ミーピー、ムーピー、メーピー、モーピー
ヤーピー、ユーピー、ヨーピー
ラーピー、リーピー、「ルーピー」レーピー、ローピー
ほとんど「屁」のような語源に対して、言われたからってムキになる方がおかしい。
ブーメランのように返ってくるのは、自分が発した「言葉」に対して、これほど責任を持たない人は世間から、このように言われてもしかたがないでしょうね。

ところで、幕末が流行っているようですが、平成の世との共通点はとすれば何だろう。
幕末にはわけのわからないことばがはやったとある。
【「ええじゃないか」の騒動とは、幕末期から翌明治元年あたりにかけて、ひろまった社会現象である。これはいったい何の為にやったのか?ということであるが、実のところ、なにが目的でやっていたのかは定かでない。一般的には、世直しを訴える民衆運動と解釈されているがその他の説もある。岩倉具視の岩倉公実記によると、京の都下において、神符がまかれ、ヨイジャナイカ、エイジャナイカ、エイジャーナカトと叫んだという。八月下旬に始まり十二月九日王政復古発令の日に至て止む、とあり、明治維新直前の大衆騒動だったことがわかる。また、ええじゃないか、の語源は、京の都下で叫ばれた言葉であったようだ。
歌詞は各地で作られ、例えば、今年は世直りええじゃないか(淡路)、日本国の世直りはええじゃないか、豊年踊はお目出たい(阿波)、御かげでよいじゃないか、何んでもよいじゃないか、おまこに紙張れ、へげたら又はれ、よいじゃないか(淡路)という性の解放、長州がのぼた、物が安うなる、えじゃないか(西宮)、長州さんの御登り、えじゃないか、長と醍と、えじゃないか(備後)の政治情勢を語るもの、などがあった。
•討幕派が国内を混乱させるために引き起こした陽動作戦説
•幕末混乱期の抑圧された世相の打ち壊しを避けるために幕府が仕掛けた「民衆のガス抜き」説
等々であるが、おそらくたいていの方は、「ブームに乗って楽しく踊り騒いでいた」
だけであるというのがほんとのところのようなのであまり意味はないと思われる...
1788年から89年のフランス王国、もう言うまでもなくバスティーユ監獄襲撃に端を発するフランス革命前夜に、「サ・イラ」と呼ばれる民衆乱舞の現象があった。
「ええじゃないか」は後に付けられた名前であり、同時代には、「おかげ」「おかげ騒動」「おかげ祭」「お下り」「御札降り」「大踊」などと呼ばれていた。呼称は地域により多様であった。ここで「おかげ」とは「お蔭参り」のことを指す。お蔭参りとは、庶民が奉公先から抜け出し、伊勢参りに出かける人が急増する現象のことで、江戸時代には元和3年(1617年)、慶安年間(1648年~1652年)、宝永2年(1705年)、明和8年(1771年)、文政13年・天保元年(1830年)というように約60年周期で自然発生的に繰り返された。いずれも期間は3箇月から5箇月で終わっている。明和のお陰参りの記録では300~400万人が伊勢に殺到した。十代将軍徳川家治の時代であり、享保年間の日本の人口統計では当時の人口は約2200万人であった。文政13年のお蔭参りは3箇月で約500万人が伊勢に押し掛けたと記されている。お蔭参りに参加する者に対しては、大商人があって、店舗や屋敷の解放、弁当・草鞋の配布を行った。
天から御札が降ってくる話はお蔭参りの御札降りに由来すると考えられる。実際、ええじゃないかでは「天から伊勢神宮の御札が降ってくる」と噂された。なお、伊勢神宮では御札のことを御祓いと呼ぶ。】・・以上ウィキペディアより
歌の中にはその時代のキーワードが入った歌謡曲が昭和の時代にあったのですが、平成のJポップといわれる歌詞の中にはそれがみあたらない。

♪わたしばかよね、おばかさんよね♪の歌詞が入った「政権交代演歌」とか、「鳩にささげるバラード」とか「5月のヘノコブルース」とか「ルーピー音頭」とかがあってもええじゃないか。
ホントに何かでガス抜きをしないと、頭が爆発しそうなこのごろである。
