例えば、
後ろからぎゅーっと
抱きしめられる。
あなたの話を隣で優しく
聞いていてくれる。
あなたの頭をなでてくれる。
など色々思いつきますよね。
反対に、あなたがして欲しくないことは何ですか？
例えば、
何かあるたびに、
前の彼女と比べられる。
あなたの考えを
理詰めで否定される。
など、こちらも色々思いつくと思います。
では、彼があなたにしてもらって嬉しいことは何ですか？
反対に、彼があなたにして欲しくないことは何ですか？
思いつきましたか？
思いついたら、その内容が、
『事実』かどうか考えてみてください。
『事実』かというのは、
『彼から直接聞いたこと』なのかどうか
ということです。
どうですか？
何をしてもらうと嬉しいか、
何をされると嫌か。
という話はきちんとしてなかったりするものです。
これは、長く付き合っている人でも
していないことが多いです。
今日は、そんなされると
『嬉しいこと』と『嫌なこと』、
『ラブボタンと地雷ボタン』
のお話です。
あなたが、このことを知ることで、
彼の求めることが分かるようになり、
彼の愛情を引き出しやすくなります。
また、愛を冷めさせる行為を
避けることができるようになります。
その結果、お互い愛されていると
感じる瞬間が多くなり、
リゾート地の高級ホテルのように
居心地がよく心が満たされる
環境をつくることができ、
いつまでも一緒にいたい
と思われるようになるでしょう。
このことを知らなければ、
あなたはふとしたことで、
彼の地雷を踏んでしまい。
あなたがこれまで積み上げてきた、
彼の愛情はガラガラと音をたてて
崩れてしまうでしょう。
そして、喧嘩の末に見るのは
目を背けたくなるような
愛想を尽かしてしまった彼の表情。
私はあなたにそんな残念な結末を
迎えて欲しくはありません。
そのためにも、
『ラブボタンと地雷ボタン』について
知っておいて欲しいと思います。
では、改めて説明していきます。
『ラブボタン』とは、
あなたや彼がしてもらうと嬉しい、
愛情が高まることです。
『地雷ボタン』とは、
あなたや彼がされると嫌な思いをし、
愛情が冷めてしまうことです。
私たちは、この２つのボタンを
直接相手から知ることなく、
想像で決めてしまいがちです。
そして、一度ボタンを押してみて、
相手の反応を見て、
何が『ラブボタン』で
何が『地雷ボタン』なのか
を学んできたのでしょう。
でも、そうやって学んだものは
本当に正しいと言えるのでしょうか？
付き合いたてのなんでも許される
関係だから押したり押されたりしても、
大丈夫だったボタンが、
実は、地雷ボタンだったりしませんか？
そして、後になって爆発してしまい、
取り返しがつかなくなってしまう。
加えて、前回の記事でお話したように、
男性は『察することを大の苦手とする生き物』です。
言わないとわかりません。
彼が、あなたの地雷ボタンを押して、
あなたが怒ったり悲しんだりしても、
なぜだか分かっていない可能性がおおいにあります。
こんなにもあいまいなのに、
なぜ直接聞くことをせずに、
あえて危険を冒すような真似を
しているのでしょうか？
そんなことしないで、
直接聞いてしまえばいいと思いませんか？
でも、なんか直接は聞きづらい。
そこで、
『ラブボタン』と『地雷ボタン』
の出番です。
これ、名付けるのにはワケがあるんです。
ちょっと、次の２つの質問を
自分に聞かれたと思ってください。
「ねぇ、されたら嫌なことってどんなこと？」
「ねぇ、地雷ボタンってどこ？」
『されたら嫌なこと』って言われると、
ちょっと面倒な質問きたなって思いませんでしたか？
それに比べて、
『地雷ボタン』って言われると、
「え？なにそれ？」
と、興味で探してしまいませんか？
そして素直に話してしまう。
こんな風にゲーム性が出てくることで、
「ちょっと話してみようかな」となるんです。
では、ここから先は、
実際に話をするときの説明をしていきます。
実際に話をするときには、
先に『ラブボタン』の話から始めてください。
そして、あなたの『ラブボタン』から話してみてください。
そして、あなたが話し終わったら、
彼の『ラブボタン』を聞いてみます。
彼の話を聞くときには、
ちょっと大げさ目に、
「えー！そうだったんだー？」
という反応をすると、
彼も話しやすくなります。
『ラブボタン』を聞き終わってから、
『地雷ボタン』の話をします。
『地雷ボタン』という言葉が言いにくければ、
もっとソフトな言葉に変えてもいいです。
「へー、そこがあなたの押して欲しいボタンだったのね。」
「じゃあ、押してほしくないボタンってどこ？」
という感じでもいいでしょう。
そして、聞いたあとに、
「そこが地雷ボタンだったのね」
と後で名付けてしまうといいです。
なぜ、名付けるのかですが、
ここにもポイントがあります。
名付けることで、
『客観的』に見るようになります。
嫌なことを思い出しても、
それを『客観的』にすることで、
嫌な気持ちを抑える効果があるんです。
つまり、地雷を踏んでしまったときに、
『地雷ボタン』という言葉を使うことで
怒りを和らげることができるんです。
それでは、
『ラブボタンと地雷ボタン』
を使ってみてください。
まずは、あなたの
『ラブボタンと地雷ボタン』が
何かを考えることから始めてみると
いいでしょう。
そして、彼と話をしてみてください。
中には、いままで全く知らなくて、
すごく新鮮に思うこともあるでしょう。
話をして、お互いの
『ラブボタンと地雷ボタン』
をしっかり共有すると、
お互いに喜ぶ行動と嫌がる行動を
自然と意識するようになります。
そして、お互いが喜ぶ行動をして、
嫌がる行動を控えるようになると、
それだけ『愛されている』と感じる瞬間が増えます。
その結果、
彼はあなたの愛情を感じるようになり、
あなたのして欲しいことを
自ら進んでしてくれるようになるでしょう。
また、お互いの好き嫌いを
深く理解している人はなかなかいません。
それだけで、あなたは彼の中で
特別な存在となり、大事にしたいと
思われるようになるでしょう。
今日も最後までご覧いただき
ありがとうございました。
次の記事はこちら
>>ケンカになってしまった時の感情の伝え方
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