子供の原因不明の病③ | Holy Spirit Mana ⁂∞§∞*独学宅建主婦から祈り人マナへのヒストリー*∞§∞⁂

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祈り「至聖先天老祖様(しせいせんてんろうそさま)×3
私は良い想念だけを持ちます。良い行いだけをします。自他の霊性向上と人々の真の幸せのために生きていきます。ですから、この地上の霊的空間にある悪想念が物質化する前に、どうか無にして頂くようにお願い致します。」


前回のお話



入院3日目


朝7時頃、下痢便でしたが、あーちゃんは無事、浣腸する事なく、排便する事が出来ました。

ほっとしたのもつかの間、

夜、A薬の処方中止をお願いしていたのにもかかわらず、食後に出された薬は、A薬でした。

(結構強めにお願いしてたのに、スルーかよ、、、)

どうしようかと考えて、

(よし、減らして薬を飲まそう)

と決めました。

病院側がこちらの意向を無視するのなら、こちらもそれに応じた対策をとらなくてはなりません。

減らしてA薬を飲ませた事は、告げずにおきました。

便を出したのに、食後に腹痛は起きました。
さすってあげたら、痛みが引いてまた眠りました。


昼食後、やはりA薬が出されました。

あーちゃんの病気の原因は、A薬による副作用であると、この時、私は推測していました。

午後から付き添いを主人と交代する予定であったため、私がいない時に、あーちゃんの体調が急変してはいけないと思い、昼食後のA薬は飲ませないでおきました。

夕方6時過ぎ、病院に戻ってあーちゃんの調子を確認すると、腹痛はあったものの、すぐ収まって、またお昼寝をしたとの事でした。

夕食後、A薬がまたやってきました。
夕食後なので、下剤のC薬も一緒にきました。

さて、今度はどうしようか?

状況的に、A薬によって腹痛は起きてると思ったものの、それはあくまでも私の素人考えであり、医学的根拠はありません。
便も出さないといけないし、ここは2口だけ飲ませておこうと思いました。
下剤のC薬は処方通り飲ませておきました。

その1時間後、あーちゃんがしたおしっこは、白濁した見た事もない異常な色をしたおしっこでした。

私もこの時、看護師さんに見せれば良かったのですが、朝一の尿以外は捨てて下さいと言われていたので、尿量を記録するためカップで取っていたのに、捨ててしまったのです。

トイレから戻るとき、あーちゃんを抱っこしようとしたら
「背中が痛い!」
と言い出したので、おんぶで戻ってきました。

トイレから戻ると、昨日と同じ夜勤の看護師さんたちが挨拶に部屋に来ていました。

「白濁した見た事もない尿だった。背中が痛いって言い始めました」

その事を告げると、

一人の看護師さんが
「おしっこはどこにあるの?」
と聞きました。

私「朝一以外は捨てるように言われていたので捨てました」

看護師さん「あーちゃん、ほんとに背中が痛いの?」

と、あーちゃんに確認し始めました。

あーちゃんは何も答えずにいました。

この看護師さんは、私の言う事を信用していないなと、この時思いました。

続けて看護師さんは言いました。
「腹部の痛みの時だけ、注射できる指示なので、背中の痛みでは、注射できません。
ほんとに背中が痛いの?お腹じゃないの?」
また、背中が痛いのか確認してきました。

「背中痛い〜!!!」
あーちゃんは悲痛な声で叫びました。

看護師さんは
「背中に何かデキモノがあるんじゃないの?」
と言ってきたので、服をめくりあーちゃんの背中を見せてあげました。

あーちゃんの背中には、デキモノなどなく綺麗な背中でした。

私は
「痛み止めを出して下さい!」
と強く言いました。

看護師さんたちは
「ドクターに確認します」
と言って部屋から皆、出て行きました。

私がさすってあげてたら、痛みが引くみたいで、ずっとあーちゃんをさすってあげていました。

そのまま、なんとか眠りにつく事が出来ました。

しばらくすると、
「夜勤の医師です」
と、初対面の、一人のお医者さんが部屋に入ってきました。

私はそのお医者さんにお話しました。
「ネットで調べて、腎臓が弱い人はA薬を飲んではいけない知りました。だから、A薬を中止して欲しいと昨夜、夜勤の看護師さんにお話しました。だけど、朝、A薬が渡されたから、しょうがないから、減らして飲ませました。」

夜勤のお医者さん「減らしたんですか?」

私「そうです!でも、便を出さないといけないし、夜は2口飲ませたんです!
そしたら、白濁したおしっこして、背中が痛い!!って言い出したんです。
腎臓が弱ってるのに、腎臓が弱い人が飲んだらいけない薬を飲ませてるから!!!」
最後は叫びに近い声で、その初対面の夜勤のお医者さんに、憎しみに似た感情を、ぶつけたような気がします。

夜勤のお医者さんは冷静でした。
「お母様のお気持ちは分かりました。主治医には伝えておきます」
とだけ言って去っていこうしました。

私は
「あとね、背中が痛いから注射できないっていうのは、やめてね。ちゃんと用意しといて」
とクギを刺しておきました。

夜勤のお医者さんは
「分かりました」
と言って部屋から出て行きました。

夜9時過ぎ、あーちゃんはまた背中が痛いと言って起きました。

ナースコールで看護師さんを呼びました。

看護師さんが来るまで、何度も背中が痛いと泣きながら言いました。

やっと看護師さんが来ましたが、
「あーちゃんどこが痛いの??どこ?」
と何度も確認するので、

「背中が痛いってさっきから何度も言ってる!!!」
と、私は思わず、怒鳴ってしまいました。
その直後、あーちゃんも
「背中いたい〜」
と叫んでいました。

「主治医に確認とれたので、頓用のステロイド注射を用意します」
と別の看護師さんが言って、部屋から出て行きました。

その看護師さんが戻って、痛み止めの注射をしてくれて、あーちゃんはやっと痛みから解放されました。


その後、深夜3時にまた痛みを訴えましたが、6時間空けて注射しなくてはならず、私がさすって30分痛みをごまかしていました。

30分後、看護師さんが注射を用意して来てくれた時には、泣き止んでいましたが、
「あーちゃん痛いの?」
と私が聞くと
力の無い眼をしたあーちゃんが私を見つめ、無言で痛みを伝えてきました。
「痛いよね。看護師さん、注射をお願いします。」
と私は言いました。

看護師さんが注射をすると、あーちゃんは目をつむり、やっと朝まで眠る事が出来ました。


つづく