滋賀県警で、交番勤務の巡査が同じ交番で勤務している上司の巡査部長を射殺した事件。
その動機に驚愕すると共に、この巡査の人間性に失望する。
警察官による犯罪なのだが、警察官である以前に、1人の人間としてダメですね
いくら、罵倒されたと言っても一過性の事で、一生罵倒される訳ではないし、報道によれば、まだ駆け出しの身で指導を受ける立場とのこと。
自分の置かれた立場を理解出来ていたのか?
この先、いくらでも自分が非難されたり逆境に立たされる人生の局面はいくらでもあるだろうに、こいつの考え方ではその度に銃を抜かなければならないことになる。
そりゃ、色々言われたり承服しかねることもあるだろうが、それを耐え忍んで一人前になるのではないかと思う。
こいつの場合、今回の事件を起こしてなくとも、途中で挫折していたと思う。
100歩譲って、腹が立ったのなら銃を使わなくても、直接文句を言うなり、相手に不満をぶつける手段はいくらでもあると思う。
腹が立って頭が真っ白になり銃を撃たれたんでは、たまったもんじゃないし、それが判断できないようでは、大人としても失格。
こいつは警察学校でいったい何を学んできたのか?
自分の人生も、これで終わり。
しかし、自業自得だが殺された相手は不条理に人生を絶たれたこと、これを分かっているのだろうか?
本人の人生だけでなく被害者側の家族、加害者側の家族の人生にも影響するし
警察官という身分から、組織に与える影響も大きいだろう。
勿論、組織的な問題や職場環境的な様々な要素の問題等あると思うが、それを加味しても、19歳で未成年とは言えほぼ大人であり、警察学校を出た警察官。
犯した代償は余りにも大きい。
私は、立ち直って欲しい等と言う甘言は言わない。
年月が経てば人間誰しも自分本位になるのは間違いない。
殺された者だけが、時と共に忘れ去られる訳です。
だから、この19歳の巡査は警察官に採用されるだけの素養はあったわけで思慮分別はつく者なんですから、一生重い十字架を背負っていってもらいたいと思いますね。

