セカンドアルバム「10ナンバーズ・からっと」(1979.4.5) 4曲目に収録。
同年7月25日には4枚目のシングルとしてリリースされた。
3枚目のシングル候補であったが、結局「いとしのエリー」にその座を譲った。



たまに会ってる様じゃ 
おたがいの事 分かりはしないだろう
信じられないね 
ほれて名を呼び 思いをはせる女
涙ぐみ 酔いしれる気持(Oh Yeah)

だから云ったじゃない
心に残る言葉を云わなけりゃ
どうにもならないよ
忘れようにも忘らりょか いつの日も
耐えてなおさら狂える 燃えさかる


男は立てよ行けよ女の元へ
背中がうずく時がかんじんなのね

あっそうあっそう思い切りそげなこと
できりゃうれしや夜も昼もいつも恋は楽し

思い過ごしも恋
それでもいい今のうち
思いこんだらもう
夢見るようでいたいから(Oh! Harmony!)










サビのメロディをなぞるピアノのイントロ、Aメロ、Bメロ、サビとパートごとに変わる曲の表情、跳ねるようなパーカッションのリズム、サビのホーンアレンジ、聴きどころは多いが、耳に残るのは原坊のコーラスだ。


男は立てよ 行けよ女の元へ


淫猥なフレーズを若き原坊がキャンディボイスで歌う。
このコーラスがなかったら曲の印象はもちろん、評価も大きく変わったはず。

音楽的な完成度でいえばサザン五指に入る傑作。