傷だらけの天使 銀の食器を売りさばきたいお話 第2話 「悪女にトラック一杯の幸せを」 | ご存じ無いかもしれませんが、恋愛小説家です。

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 第2話「悪女にトラック一杯の幸せを」というお話を見てます。

 

相変わらずお金が無い修と享。最後のお米を火鉢で炊いて食べている。ガス無いんだな。

 

すると織部さんから仕事のお電話が。修は最初は断るけども、お金が無いから引き受けることに。

 

 ケイコと名乗る女性が、男がしつこく付きまとうので、新しい彼氏と言うことで修にボディーガードして欲しいという依頼だったけども、辰巳が調べたところ、どうもケイコは偽名を使っていた。

どういうつもりで依頼してきたか探るため綾部は様子を見ます。

 

 ケイコは日本人離れしたお顔の女性。緑魔子さんが演じておられます。

 

修と駅前なのかな?そこで待ち合わせ。修の革ジャンとサングラスかっこいい。流石はビギ。

 

番組の衣装デザインを担当しているのは当時の人気デザイナー菊池武夫さん。だから、ケイコの衣装もエキゾチックはおしゃれなワンピース。

 

 二人が歩いていると、サングラスをした怪しい男が後ろから付けてくる。これがしつこく付け回す男かと思ったら、前からも怪しい男たちが寄ってきた。

 ケイコと修は男たちに拉致されます。

ケイコは自動車の排気口に顔を近寄せられて、拷問されます。どうやら、何かの隠し場所をケイコが知っているようでそれを吐けと言われている。

ケイコは自分は知らない、修が知っていると嘘をつく。

何も知らない修が今度は拷問されることに。

自動車のドアに手を何かも挟まれます。

 修は分かったから、ブツのありかを言うから、タバコを一本くれと言って、男がタバコを出そうとしているところを殴りかかって逃げます。

 

 二人が拉致されているビルの外には辰巳がいます。実は修がしているネックレスには盗聴器がついている。

それで話の内容は盗聴できている訳です。

 修が外に逃げると辰巳は修に自分の車に乗って逃げるように言います。

修、一人で逃げたらいいのにケイコを乗せて逃げます。

 辰巳は修を追いかけようと車に乗ったギャングの車に忍び込んで、その男を綾部の事務所に連れて行きます。

 

修は河川敷にケイコ連れて行って、どういうことか聞きますが、ケイコは車から降りて走って逃げます。修は後ろから車で追いかける。稽古は新幹線のガードをくぐって逃げますが、しつこく修は追いかける。

やがて、ケイコは疲れて、河原に座り込みます。夕方になっても夜になっても、ケイコは動かない。

修はその様子をすぐ後ろに止めた車の中で見ている。

朝になってケイコは泣き出し、修の車の助手席に乗ります。修はハンカチを差し出します。

 結局、女性に優しい。

 

 ケイコは修に自分たちは泥棒で、商社がステンレスの食器と偽って仕入れた銀の食器を盗んだ告白します。

ケイコはその仲間からトラックごと銀の食器を盗んだ。だから、追いかけられているのだと。

追いかけていたのは仲間の泥棒だった訳です。

ケイコは修を自分の身代わりとして押し付けて逃げようとしていた訳です。

 ケイコは修と組んで、食器を盗んだ商社に買い取ってもらおうと持ち掛けます。商社は税関に嘘をついて輸入しているので、買い取らざるを得ないと。食器は1セット50万円。それが200セットあるので1億円分です。

 

 同じことを辰巳は拉致したギャングから聞き出します。拷問と言うか、泥棒の目の前に犬を置いて。泥棒は犬が大嫌いだった。

 さて、修は享に家のものを売って、レンタカーで幌つきのトラックを借りさせます。

ケイコたちが盗んだトラックだと足がつくので、他のトラックに食器を詰め替えて運ぼうと言うのです。

 

 ケイコと修は商社に話をつけに行きます。その途中、ケイコは修に隠れて一人の男性にあります。その男性は最初に修たちを拉致した泥棒たちの中に居た男。

なんでそんな奴と会っているのか?

修に内緒で。

 その後、二人は商社で偽って密輸した銀食器を高値で買い取らせようとしますが、商社は正式に輸入したもので、何も後ろ暗いところは無いと突っぱねて、二人を追い返します。

 実は綾部と辰巳が商社に手を回していた。

洋食器の問屋にも商社から御触れがでているので、二人は全く相手にしてもらえない。

 食器が売れないから、ガソリンもレンタカーの超過費用も無い。仕方ない食器を1セット質に入れます。

その金額3万円。50万だった筈なのに。

 

 修はお金を稼いでケイコに靴を買ってやりたかったと言います。土手で追いかけまわしている間、ケイコは靴を片方失くしていたんですね。その後はサンダルみたいなのを履いてたようです。

 ケイコはその夜、修と関係を持ちます。ケイコは思いっきり全裸ですね。今の地上波だと出せないなぁ。この映像は。

 実はこの部屋には享がいる。ヘッドフォンして音楽を聴いているようだ。修に出て行けと言われてますが、ケイコに一緒に寝ようと言われます。

 それでも、SEXを続ける修。ケイコは修に明かりを消しと言います。

動きを止める修。享に明かりを消せと言いますが、ケイコが自ら立ち上がって、享の所へ。

享が何の音楽を聴いているかと享がしているヘッドフォンを取り上げて自分がしてみる。

すると笑い出した。

何の音楽が流れていたのか?特に説明は無いし、音楽も流れないのですが、多分、何の音も流れてないって設定じゃないかなぁと想像します。

ケイコは享もベッドに連れてきて、3人で川の字になって寝ます。

2人が寝入っていると、ケイコだけ部屋を飛び出して、外に行きます。そこにはあの泥棒仲間の男がいる。

ケイコは男をお兄ちゃんと呼びます。

 ケイコは修たちを助けたいと言います。男はブツをそのまま渡せば修は殺さないと言います。

翌朝、享に銀の食器を団地を一戸づつ訪問してセールスさせます。当然売れない。

3人はトラックでおにぎり食べて、歌を歌います。なんか楽しそう。

でも、お金は無い。

 すっかり暗くなって、トラックを止めていると、誰かがトラックのドアを開けた。

そうあの泥棒の男。

あの男がピストルを修に向けます。ケイコは約束が違うと男を止めようとしますが、男は修を撃とうとする。

 

するとトラックの荷台から享が飛び出してきて男に襲い掛かった。二人がもみ合っている間に修はピストルを蹴飛ばします。

 ピストルはケイコの手に。ケイコはピストルを向けます。男に。

男は実はケイコの兄。ですが、ケイコは兄が約束を破ったとピストルで撃ってしまいます。

翌朝。3人はトラックに乗って移動。修はこうなったらとことん3人は一緒だと言います。

が、ケイコはトラックが信号待ちをしている間にトラックを降りて、ある建物に駆け込みます。

入り口の両脇に一人づつ男が立っていて、ビルの屋上には日章旗が翻るビル。警察署です。

自首したようです。

 

 修と享は広場で食器をたたき売りしだします。寅さん風に。

1個5万円で売ろうとします。でも、そんな露店で叩き売りしている高級食器なんて売れる訳もない。

どんどん値を下げて、最後は1セット5千円に。

そこで辰巳が出てきて全て買い取ります。

1億円のはずが、100万円。

1セットは質に入れて、何セットかは享がばら売りしてるので、そこまで行かないはずですが。

最後、二人は頭に銀のさらを乗せて、塀の上を歩く。享が手前側に落ちたところでストップモーション。ドラマは終わります。

あれ、反対側に落ちてたら、下は道路だったんじゃなかろうか?などと思ったりしたのですが。