鎌倉市の臺(うてな)沙紀さんの御依頼。2年間付き合った彼と結婚された依頼者。でも、ひとつだけ許せないことが。
それは彼の枕。小学校5年生の時から使い続けて20年間洗ってくれないそうです。
見た目がすごくて、臭いもひどい。どうしても捨ててくれないそうです。
結婚したら捨ててくれると約束してくれたのに結婚した今も使い続けているので、説得して欲しいという依頼。
汚い依頼やなぁ。
このままいくと、30年、40年使い続けそうだなぁとカンニング竹山さん言われてます。
さて、鎌倉のお家の前に行きます。集合住宅かな?
竹山さん潔癖症なので、とてもこの依頼が嫌らしいです。
依頼者が早速出迎えてくれます。依頼について、リビングで話します。目の前にその枕があったら、ゲロを吐きそうなくらい嫌だそうです。臭いは毒キノコみたいだとか。
毒キノコの臭いを臭ったこと無いけど。
では、実物を見てみることに。
おしゃれな部屋だな。
でっかいベッド。キングサイズか。
二人で一緒に寝てるそうですが、二つきれいな枕が並んでいる。
実はあまりにも見たくないので、きれいな枕をダミーで置いて、本当の枕は布団の下人隠しているそうです。
布団をどけてみた。黄土色の塊がありますね。枕カバーもボロボロです。ミイラに巻いてある布みたいになってる。
なんだこれは?
20年間一度も洗わないとこうなるか。
キレイな枕の上に寝て、汚い枕は顔に抱いて、臭いをかいで寝ているそうです。枕のなかから黒いつぶつぶが出てきている。
自分で縫ったりしてるな。ご主人が。
何かの絵が描かれている枕にドンキーコングらしい。色あせて見えないが。
竹山さんが顔を近づけて臭いをかいでみた。ツバの臭いがしたらしい。
アーいやだいやだ。
ご主人の亮介さん31歳が帰ってきた。奥さんの沙紀さんのほうが4歳上なんだ。
年下だから甘やかしぎみなんだろうなぁ。
お坊ちゃんみたいな感じ。
亮介さん、竹山さんの顔見て驚いてます。依頼は聞いてないですがお気に入りの枕のことだとすぐ気が付きました。
「捨てないですよ!」って即言ってます。
竹山さん、枕を臭いで最悪だったと亮介さん言われてます。
ツバの匂いがしたと言うとスイートスポットがあるそうです。唾の匂いがするところか、汗のにおいがするところとかいろいろあるそうです。
亮介さん自分の臭いが大好きなのだとか。
では、寝てるところを再現してもらいます。ベッドに寝て、汚い枕のまずは皮脂の臭いがするところを5,6分嗅いで、最後にスイートスポットをかいで深い眠りにつくと。それが最高の眠りだと。
亮介さん幼稚園くらいの時から臭いフェチだそうです。
自分の臭いを育てている感覚がたまらないそうです。5歳くらいかそんな感覚だそうです。
お母さんが洗ったり、干したりするのが嫌だそうで、小学校5年生の頃に絶対洗わないでくれと強く言ったそうです。
親がそれで納得してしまったのか。
亮介さん曰く、洗うのは捨てるのと同じだそうです。天日に干すのも捨てるのと一緒。
ここで、理論的に説得することに。
睡眠コンサルタント、日本公衆衛生学会正会員の友野なおさんです。
女性の方です。
友野先生に汚い枕を見せたら「汚っ!想像を超えますね」と驚いていらっしゃいます。
20年間洗ってない枕を見て、今夜直ぐ捨てて欲しいと言われてます。
寒くても冬でも汗を頭はかくので、幼少期から洗ってないと、それはダニと添い寝しているのと一緒だそうです。
噛まれたらすごいことになるな。ダニに。
ダニはカビ、汚れの住処だと友野先生は言われてます。いろんな病気の原因になると。
亮介さんが健康だと言うと
「今はね!」と強く言われてます。
友野先生に臭いをかいでくれと頼んで嗅いでもらったら
「くせっ」って言われてます。
ここまで言われても捨てないと言う亮介さん。寝られないんだと。
では、依頼者と竹山さんと二人だけで話すことに。竹山さん亮介さんが頭が上がらない人がいないか聞いています。
その人に説得してもらおうと。
亮介さんに帰ってきてもらいます。パソコンで、テレビ電話で話してもらいます。奥さんの両親が映っている。怖い顔してる。
ご両親に事情は説明しているそうです。
お父さん、沙紀を一生幸せにすると言ってたよね?と確認されてます。
沙紀の願いをちゃんと聞いてもらわないといけないんじゃないかと言われてます。
亮介さん、困ってます。やっぱり、捨てられないと言われてます。
ご両親とも顔が怖い。
問題は睡眠なので、20年間汚い枕無しで寝たこと無いので、この枕が無くて夜通し寝れなかった夜があったのか?
と竹山さんが聞かれてます。
めっちゃ、強く言います。竹山さん
「一回これ無しで寝てみろよ!」って言われてます。相当いらついてるな。
もし、一回これ無しで寝てみて、寝られたら、目の前で切り裂いて捨てることにします。
汚い枕をビニール袋に入れて、亮介さん一人で寝てみます。
「マジで寝られないんだよ」と独り言言ってましたが、20分後にイビキをかいて寝てます。
竹山さん、起こしに行った。寝てたことを確認してます。
ということで、ナイフで切り裂くことにします。
その前にお別れさせてくれと亮介さんが言って、ベッドに入って、顔に汚い枕を置いて、臭いをかいでます。
叫んでるな。
では、亮介さんが枕をナイフで切り裂きます
「ごめん」と言って、切り裂いた。中から茶色いそば殻がでてきた。
実はこの後、枕の裏地を見たら真っ黒だったそうです。
それを見て、亮介さん「この枕棄てます」とやっと言ったそうです。
この映像を見て、増田アナウンサー涙目です。
「この枕、夢に出てきそうです」
その増田アナに竹山さん
「お前臭ってねぇだろ」って言い返されてます。
なんか、見てるだけでも吐きそうよ。これ。