皆さん、給食やってほしいですか?
ランチサポートやったらあきまへんか?
※ランチサポート…朝注文して昼に届く弁当。
事務所に来られた小中学生の親御さんに、単刀直入に市長は尋ねた。
別に必要ない、という意見もあれば、
できればほしい、という意見も。
現在、小中学生向けの政策課題で、数十億~100億円近い予算規模のものが三つある。
①学校の耐震化
②教室へのエアコン設置
③中学校給食導入
予算には限界がある。
だから、市長の仕事はその優先順位付けを付けること。
竹山おさみの付けた優先順位は、
①→②→③
①は命に関わること。
②は子どもの教育環境に関わること。
③は親御さんの手間隙に関わること。
はっきり言って、③が一番親御さん、つまり有権者にウケるかもしれない。
でも、竹山おさみが優先順位を付けると、三番目。
とりわけ共働き世帯や、シングルの世帯には負担だろうけど、
ランチサポートでかなりカバーできている。
「うちの子だけランチサポートだとかわいそう」
「手抜き弁当だと恥ずかしい」
みたいな、意見もあるが…、
いずれにしても、子ども目線というより、けっこうな割合で、親目線だったりもする。
検討していないわけではない。
検討した上でつけた優先順位が、
命→子ども→親。
まずは命を守ることに予算を使わせて下さい。
次に子どもの教育環境のために使わせて下さい。
それまでは、ランチサポートでお願いします。
それが竹山おさみの結論。
選挙の争点の一つになる中、
有権者が求めるものを後回しにするのは、勇気がいる。
でもそれを、明確な基準のもと、しっかり判断し、はっきりと公言している。
判断が正しいかどうかではなく、
私は上司がそういうスタンスの政治家であることを、
本当に嬉しく思っている。
竹山おさみスタッフ