これは誰にでもあることだろう。
会話の中で、「誰でも知ってるだろう」と思い込んで、難しい言葉を普通に使ってしまい、
相手がその言葉を知らず、話がうまく通じないこと。
竹山おさみ市長も、講演などでつい専門用語を使ってしまい、「聴衆にうまく伝わっていないのではないか」と感じることがある。
「一般の人にはわかりませんよ。役所勤めではないんですから。」
と、私も指摘したことがある。
さて、そんな市長に、これまた
「一般の人はわかりませんよ」
と指摘したくなった言葉。
「カメノユ」
そう、亀の湯。
市長が心から愛する、近所の温泉。
講演や、挨拶などで何度か聞いた。
365日仕事、プライベートはほとんどない。
という話の流れで、熱弁する。
「唯一のプライベートでの楽しみが、朝早起きをして、ジョギングして、
『カメノユ』に行くことなんです!」
ん?ん?
カメノユ??
聴衆の頭の上に「?」が浮かぶ。
北区黒土の住民なら、誰もが知っているであろう、亀の湯。
中央環状線を通れば目に入る、亀の湯。
あるいはお風呂好きの堺市民なら、知っている人も多いだろう、亀の湯。
(なんてったって、関西最大級の源泉掛け流し!)
しかし、
私がこの熱弁を聞いたのは、
臨海工業地帯にある会社の、朝礼でのこと。
あまりに好きすぎて、つい、「誰でも知ってる」と思ってしまったのだろう。
それほどまでに、竹山おさみは、亀の湯を愛している。
市長、さすがの亀の湯さんでも、、、
「一般の人にはわかりませんよ。北区在住ではないんですから。」
竹山おさみスタッフ