10-外食用語の知識
38事業計画
事業計画とは、自分の事業の目標を実現するための具体的な行動を示す計画で、1から5年後の目標や戦略・戦術等を描いたもののこと。
起業前あるいは企業後に事業内容を説明し理解や協力を求める必要が生じた場合には投資や融資を受けたい、銀行、その他企業するに関わる期間との取引してもらう場合など、事業計画を作成しておくことが、起業に対する説明や説得力を高めることができる。
また事業を「事業計画」という形にすることによって自分自身が事業の詳細を頭の中で整理することができることや問題点を検証するなど。起業時には作成することが大切である。
事業計画書によって始まり計画書よって経営内容が明確になる。
39自己破産
自己破産とは裁判所から破産の決定を受けた時点で自分の財産(生活するに必要なものを除く)を失う代わりに、すべての債務(借金のこと)が免除さること。
いわば自己破産は所有している財産を失う代わりに、借金をすべて帳消しにする手続きであると理解しておけばよい。
また自己破産の手続き後に得た新たな収入や財産は本人が自由に使うことができるので、自己破産の手続き後は、当事者の生活を十分に立て直すことができる。
一般的には、自己破産というイメージが時には人間性まで否定されてしまい、その後は満足な社会生活ができないのではないかと考えている人も多いものの、現実的にはまったくそんなことはないことを理解しておくこと。
40実際原価
実際原価とは売上価格に占める食材の比率のこと。単に原価率という呼び方をする場合もある。一般的に食材原価には、実際に料理に使用した食材だけではなく、調理の際に発生するロスや保存管理上、廃棄してしまった食材類も加えることが常である。
ファーストフードやテイクアウト業態の場合には、包装材料を含んだ金額が原価として計上されることが常である。
41実施設計
基本設計図書
にもとづいて工事
請負
者が工事を実施
し、工事費内訳
明細書を作成するために必要
な情報
を盛り込んだ設計図書のこと。実施設計図書には、基本図の他、矩計図(かなばかりず)・展開図・平面
詳細
図・部分
詳細図・天井
伏図・建具
表・構造図・設備
図などが含まれる。
一般的には基本設計 基本設計にもとづき、建物の構造や設備の詳細などをつめていき、設計図や仕様書を作成することになる。飲食店の場合には、内装デザインの詳細図内容を具体的に記した実施設計図書をまとめていくことであり、いわば工事指示書でもあるこの図書によって、工事費の詳細な見積もりの算出も可能になること。