心理学では、すべての行動には、本人のポジティブな目的が含まれていると考えます。

 

たとえ、一見、行動がネガティブに見えたとしてもです。

 

こうした考え方を持つと、理解できない相手の行動を、別の角度や深さから知っていく助けになります。

 

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分かりやすい実例をシェアしましょう。

 

私は出先でなるべくクライアントと長く過ごしたいので、自宅の最寄り駅に到着する時間を決めていません。遅くなる時は、ケンさんは先に寝てくれても良いと思っています。

 

一方、ケンさんは、駅へ迎えに行く時刻をなるべく早く知りたいと思っています。

 

これはお互いへの思いやりの形だけど、少しすれ違っている状態です。

 

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彼にとって、できるだけ早く私の動きの予定が分かることでストレスが減ります。

 

私は、帰る時刻を早く決めることがストレスになります。

 

では、歩みよりとしては、何ができるでしょうか?

 

ケンさんは、私の動きが読めなくても心配したりイライラしないようにすること。

 

私は、早めに帰着時刻を知らせてあげること。

 

という風になりますね。(他にもあるでしょうけども)

 

私にとっては少しストレスですが、それで相手のストレスを減らせるなら、歩み寄ってもよいと考えています。

 

全体として、大した話ではないからです。(笑)

 

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ケンさんのストレスである「何時に迎えに行くかわからないこと(=少しネガティブな私の行動)」は、私にとっては「クライアントと長く一緒にいたい」という思いからのポジティブな行動なのです。

 

相手に嫌な思いをさせたくてしているのでなければ、そこにはポジティブな意図があります。

 

分かってくれないと思う前に、そこにあるポジティブな意図を探してみましょう。

 

それを見つけた時には、もっと相手の思いも大切にする方法はないかな?と思えるようになってきます。

 

歩みよりとは自分だけが我慢することではありません。

 

お互いにとって、「では少し努力してみようかな」ということを見つけ合うことです。

 

相手を責めるのではなく、自分だけ被害者になるのではない方法を探しましょう。

 

よく「いつも一緒にいてケンカしないんですか?」と質問されますが、ケンカはしないです。
 

二人が互いにストレスが少なく楽しくいられるよう、道を探すというために会話して、互いを尊重しているからです。

 

歩みよりは我慢することとは違います。

相手の気持ちを尊重することが、自分も嬉しいという感覚を探してみてくださいね。

 

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それでは、今日もこの言葉で。

 

素敵な一日を虹

 

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