今日は、理由が分からないまま孤独感がずっとあるというご相談について、お話しします。
誰からも愛されてる自信が持てないと思っていること、そしてその理由について、気づき始めたのかもしれませんね。
潜在意識は、難しい壁を乗り越えることでさえ、ベストタイミングを見計らってくれています。
愛情に不安があると感じる自分を見つけたときには、こんな方法をどうぞ。
何をしてもらうと愛情を実感するのかを考えてみる
子どもの心(インナーチャイルド)は、何かの体験によって満たされないと感じたのかもしれません。
その当時の心で臨んでいたことは、おもちゃを買ってもらう
ことだったかもしれないし、どこかへ出かけるのに一緒に連れていってもらうことだったかもしれない。
例えば、いつもずっと一緒にいること=愛されている証拠だと思い込んでいると、大人になっても人間関係にそれを求めてしまうのです。
愛に関する勘違いの例
一緒にいるのが愛
そばにいるのが愛
どんな話も聞いてくれるのが愛
私を否定しないのが愛
何よりも私を優先するのが愛
どんな時も助けてくれるのが愛
…これらは、セッションの中で「愛ってこうでしょ」と挙げられることが多い例です。
ところが、自身が愛を与える側になると、受け取りたい愛と全く違うという方もいるのです。
私の場合は、妹より私が優先された場合、私が愛されている証明だと思っていたようです。だからお揃いの服を着せられたときには、愛情が同じかと思って少し不満でした。
このお洋服も、私はスカート、妹はキュロットです。
ちゃんとそれぞれに合わせてくれているのに、どこか不満ポイントを見つけるようなところがあったんですね。
同じものを買い与えられる場合でも、先に手渡されたら、自分の存在が認められているように感じました。
母としては、私と妹それぞれに向けた形で愛を表現していただけで、そこに比較はなかったと、大人になって分かりました。
子どもの自分に、真実を伝えてあげる
子ども心は、欲しいものを欲しい時、欲しい形で受け取れなければ「なかったこと」にします。
何かの体験によって、愛されていることを見つけることよりも、愛されていない証拠を見つけることに視点が切り替わったポイントがおそらくあります。
いったん視点がそちらへ向かうと、何が起きても
「ほらね、やっぱり愛されていない」
と、愛されていない証明を重ね始め、たっぷりと証拠の山を作り上げてしまうのです。
大人の自分から見ると、その証拠の山は、間違った思い込みだらけです。
もしも、感覚を使って癒していきたい場合は、子どもの自分と大人の自分で架空の対話をさせてみましょう。書かずに、目の前に子どもと大人がいて、会話をしているイメージを思い浮かべていきます。
その前に、いったん整理してみたい場合は、こどもの自分の言い分をノートに書き出してみて、大人の自分がそれに説明をつけてあげると良いですね。
何かがきっかけで、はしゃぐことが出来なかったという方は、今の大人な自分が子どものように遊ぶことを体験してみると良いかもしれません。
冷めた自分を超えて、はしゃぐのが大事!
リサとガスパールタウンで、ケンさんと麻衣子ちゃんが遊んでいる図。
大人の自分がどんな人間関係を願うのかを見つける
今を生きている大人の自分は、多くの経験を乗り越えてきました。
そんな自分だからこそ、幼かった自分に伝えてあげられることがあります。
いじけた経験があったから、自分の力でなんとかしようとする力が育ったのかもしれません。
一見、ネガティブに見えることは、プラスの力の源になっていることも多いものです。
パートナーシップで言うと、完全に癒されたらソウルメイトと出逢うということではありません。
人生の出会いすべては、未解決の課題を「ともに」向き合い乗り越えていくように繋がっていきます。
完璧な人を目指そうとするのではなく、誰かと力を合わせてだんだん成長していく歩み方で大丈夫なのです。
連続講座でお伝えしている講義とワークは、自分を苦しめるために行うわけではありません。
なんだかモヤモヤするというものを見つけたときには、ぜひ、それが何かを探ってみましょう。
乗り越えてしまえば、モヤモヤしている時期も意味があって、味わい深い体験だったのだなと思える時が来ます。
知りたいこと、解決したいことがあれば、お聞かせくださいね。ブログでお答えしていきます。
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