癒しの仕事をしていると、
「癒しを進めるのには何がいちばん必要だろう?」
と、しょっちゅう自分に問いかけています。
私はまず、「本人がよりよく生きたいと願う意志」ありきではないかと考えています。
その上で、自分が何を願っているかに気づくことで、夢を描いたり、向かいたい方向、目指す地点が見えてきます。
気がついているつもりでも、本当の自分の願いに全く気がついていないこともあります。
以前、セッションで恋愛相談に来られた方がいました。
恋の成就を願っているのかを確認していくと、
「片思いの切ない感覚を味わっているのが好き」
…とのことでした。
ご本人も気づいていなかった本音です。
恋愛を叶えたいという顕在意識と、片思いを味わっていたいという潜在意識で、別方向に綱引きをしていたわけです。
私達は、あらゆる瞬間に、こうした綱引きを自身の内側でしていることがあります。これは葛藤を生み出しますよね。
「21日間でスピリチュアルを一気に学ぶ講座」では、ほんとうの自分(ハイアーセルフ)と繋がるということを軸にして魂の学びを勧めていく通信講座です。
内容をもう少し知りたいという方のために、カリキュラム4日目までを簡単にご紹介します。
1日目は、この世界と自分の人生を信頼し、心を開いていくためのレクチャーと実習をお届けします。
これまでの人生の中で、自らの本音に従った結果、傷ついた体験をすると、「もう二度とそうした体験をしたくない」と未来を悲観して、感じる心の側を閉ざすことがあります。
当時は自分の心を守るためだったかもしれませんが、それによって、過去に捉われてしまい、明るい未来をイメージしづらくなっているとしたら、もったいないと思うのです。
未来が苦しいという前提より、未来が楽しいという前提を持つ方が生きやすいですよね。
2日目は、人生を振り返って様々な事柄を俯瞰していきます。それらを意味付けし直し書き換える前に、「受け入れて認める」ということを行うレクチャーと実習を行います。
自らの意志だけでなく、育った環境や人生経験などから、誰かの考えを自分の意志にしてしまっていることがあります。
私の父は「経営者は孤独で大変だ」とよく言っていました。
私はそういうものなんだと考えを受け取り、自分の人生にもそれを採用していたのです。だからいつも大変でした。
いつの間にか受け入れてその通りに創造していたということを認めることで、人生のハンドルを自分の手へ取り戻していきました。
そうした思い込みや信念を受け取っていたという自分のことをも受け入れ、よりよい生き方へベクトルを向けていくためのワークを行います。
3日目は、ハイアーセルフ(高次の自己)と繋がるということについてのレクチャーと実習です。
ハイアーセルフとは高次元の自分自身で、三次元を生きる自分にとって必要な体験ができるよう導き、応援しています。
ハイアーセルフと繋がるためには、心を開いていく必要があります。(1日目のレクチャーと実習は重要な意味があります。)
ハイアーセルフと繋がるとどんなことが起きるのか、繋がっていないとどんなことが起きやすいのかという実例をご紹介しながらレクチャーをお届けします。
4日目は、すべての行動にはその人としてのポジティブな理由が必ずあるという仕組みを学んでいきます。
実習では、ハイアーセルフと繋がり、高次の視点で改めて出来事を観察しなおすというワークを行います。
苦しみを感じる思いの仕組みに迫ります。
気づいていなかった、苦しみを生み出すパターンの源泉に触れることができるかもしれません。
受講ご検討の参考になれば幸いです。
明日はDAY5~8をご紹介します。
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