エネルギーを深く実感するためのレッスン① 長いスパンで物事を捉えていく

ヒーリングのエネルギーを実感したことがないんです。
どうしたら感じられますか？

…とご質問をいただきました。

これには色々な要因が絡んでいると思われるので、ブログ記事を３回に分けて、心に風を吹き込めるようお話していきますね。

父の会社で働いていた頃、しょっちゅう父にイライラしていました。

会社が大丈夫かどうかを知りたかったし、私の本音を言うなら「大丈夫だ」という返事が欲しいのに、父は「わからん」の一点張り。

ある年の大晦日「会社大丈夫なの？」と問い詰める私に、父はとうとう「最終的には経営者の運しかない」と言ったので、キレそうになりました。（←若い時の話ですよ…笑）

車の運転に慣れると遠くまで注意することができるように、経営もだんだん遠くまで予想したり、計画したり、見通したりできるようになっていきます。

仕事のスキルもそうですし、人生そのものも同様です。

心や意識の勉強をして20年以上になりますが、学べば学ぶほど、自分の魂に栄養が与えられていくのを感じます。

もちろん全てが良い学びだったとは言いませんが、ここまでの歩みを振り返ったら、長いスパンでとらえると「だんだん良くなっている」と感じるのです。

こうして長いスパンの捉え方も取りいれていくと、ひとつひとつの物事にその都度、結論づける必要がなくなります。

「役に立つから」「効果があるから」と結果ありきで何かを選択するあり方から、

なんだか良さそうだと直感したから

…というあり方へ変わっていきます。

ここは大きな価値観のシフトですが、直感で選ぶこと＝正解という意味ではありません。

これまで結果ありきの考え方をしていた人が、プロセスに集中すれば結果はおのずと出る…という風に変容することに意味があります。

逆に、なんでも感覚で選択してきた人は、結果を出すところにまで意識を向けられると、豊かになっていきます。

　
これまでと違うことにチャレンジしてみましょう。

その時、根底で「だんだんよくなる」という思いを持っていると、新しいことを取りいれてみたときにも、きっと良くなるというエネルギーが掛け合わさっていきます。

ということは、逆に「私はいつも間違ってしまう」という思いを自分にかけていれば、どんなに優れた知識や技術を学んでも、思いが掛け算されていくのです。

このベースに流れているポジティブ向きの矢印か、マイナス向きの矢印かということと、一瞬ごとの選択に、より本気を込めることが加わってミラクルの波動に手が届くのです。