なぜそうなったのか因果を知りたい、メッセージの意味を知りたい…といったご質問をよくいただきます。
例えば、
・神社を参拝するとき雨なのはどんな意味ですか?
・神様はどんなメッセージをくれていますか?
・神社でしてはいけないことは何ですか?
・おみくじで凶を引いたらどうしたらよいですか?
…などなど、皆さん気になるようです。
雨が降ったら浄化のサインかもしれませんが、
・心を変えるようにというサイン
・何かが間違っているというサイン
…という場合もあります。
(土砂降りの氣多大社)
大事なことは、
それを知って、何を得ようとしているのか?
…ということなのです。
私がこうした質問に即答しないのは、その質問の奥にあるエネルギーを感じて、そこへ答えているためです。
何をどう知りたいとしても「特別な私」を証明しようすることに繋がるのなら、それはエゴを満たすものとなります。
そのエゴは、決して満たされることはないものです。
エゴからの質問にまっすぐ答えれば、エゴを培養してしまうので、もっと深い動機のところをリーディングしてからお答えしています。
なぜ知りたいのか?
「ただ知りたいだけ」と思ったとしても、心の奥では何かを求めています。
もしそうでなければ、知りたいという気持ちは浮かんできません。
魂で受け取れば、もう受け取めているので、思考で確認の必要がありません。
気になるのは、合っているかを確認したいから。
だけど自分の中でしか確かめられないものを、誰かに聞こうとしても、最終的に受け入れて納得するかは自分が決めることです。
ということは、本当は、言って欲しい言葉を相手から言ってもらいたいという気持ちがあるかもしれません。
あるいは、自分の感覚こそ信じられないから、誰かに教えてもらいたい…かもしれませんね。
深く潜ってこうした気持ちを見つけられたら、本当に知りたいことは表面と違うということに気が付くことができます。
痛いエピソードをひとつお話しましょう。
雪の戸隠神社の奥宮で集中してお祈りをし終え、帰り道のことでした。
お客様が私に心を打ち明けてくれ、その願いが叶いますようにと神様にお祈りすることができる自分が嬉しくなってきたのです。
「いい仕事をさせてもらっているなぁ~」
そう思った瞬間、身体が1メートルぐらい(と感じた)浮き上がって、氷の上に腰から落ちました。
しばらく動けないぐらいの痛みでした。
この時、修行時代に学んだこと「傲慢になってはいけない」が身に染みてわかりました。
今でも戸隠奥社の参道は細心の注意を払って歩きます。
いえ、戸隠だけでなく、どの神社を参拝するときも、自分の心の動きに最新の注意を払っています。
神社参拝は、その時間のみならず。
前後の時間も、参拝から帰宅して過ごす時間すべても含めて、神様に向き合っていくプロセスなのです。
素敵な一日を
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