人生には、同じテーマに繰り返し向き合うように感じる時があります。
こうした時、「またこの問題で悩んでいる…」と自分を責めたり、がっかりする必要はありません。
たとえば一年前、数年前はどうだったかな?と思い出してみましょう。
セッションでは、クライアントがひとつのテーマに何年も取り組んでいるケースもあります。
自分とのつきあいは毎日なので、変化していることを自分では気づき難いものです。
何年も取り組まれているからこそ、私から見ると色々と変化されていることが分かります。
私がよく「スケールを大きく」「チャンクを大きく」と言うのは、自分を観察する時につかう「物差し」を変えてみることを提案しています。
時間の物差しとか、
日本人は、目の前に集中することについて得意な傾向があります。(言語の構造とも関係すると私は考えています。)
時間の流れを、前後に取るタイプが多いのです。
心理学では日めくりカレンダー的に捉えると、例えられることがあります。
一方、時間軸を左右に取るタイプは、時間を長めのスパンで捉えることができます。
左が過去、真ん中に現在、右を未来。
こう考えると、3か月、一年、10年という風に捉えやすくなります。
なかなか変化できないと思ってしまいがちな方は、
・時間の捉えかた
・チャンク(スケール)の捉えかた
変化させてみましょう。
私が尊敬するK社長は、褒める達人です。
あるとき、私がスタッフのことで悩みを打ち明けると、こうアドバイスしてくれました。
昔は、自分のことばっかり相談してきていたのに、今は従業員のことで悩んでいる。
それって、すごい成長なんだよ。
悩んでいるテーマから、成長を見つけてくれたのです。
これは元気が出ました。
何年も聴いてもらっているからこその言葉ですよね。
私もこんな風に、長いスパンで相手に寄り添い、変化をお伝えしていけたらと思っています。
豊かさと繁栄の遠隔セッション、受付中です。
素敵な一日を
プライベートブログはこちらで更新しています。
メールマガジンはこちらです。(購読お申し込み後、確認メールが届きますのでメールボックスをご覧ください。)